ニュースを見ると切ない
- カテゴリ：日記
- 2016/04/18 23:57:44
3.11の被災を経験（内陸）沿岸の親戚を数人亡くしました。
小さい頃「嘘をついたり人の悪口を言ったり、悪い事をすると神様、仏様が見ていてバチが当たったり幸せになれないんだよ」と聞いて育ちました。
3.11では介護の仕事中、津波の危険を知らせようと家族は後回しにして知らせに走った人、消防団員、警察官、献身的な仕事をしていた人たち。泥棒も嘘つきも詐欺師も殺人犯も、愛する犬も猫も「平等」にいっさいがっっさい津波が連れ去り死んで行きました。
聖書や宗教で言うところの「奇跡」なんて無かったのです、「献身的な仕事をしていた少女の前にマリアが現れた」なんて嘘なんです。正直で清潔な生き方をしていれば幸せになれるなんて嘘なんです。我々人間の命の重さは、木や草と同じです、人間の品格や知性や理性も地球規模、宇宙規模からしたら、昆虫やバクテリアと変わり有りません、神や仏は人間の生き方の品格の善し悪しに関与していない事が分かりました。泥棒も殺人犯も聖職者も同じです。
神も仏も居ないのですから・・・・
人を愛して幸せになろうとする品格ある倫理観さえ失わなければ神も仏も要らないでしょう。
「生きている」と言うより「生息している」と呼ぶにふさわしいような下級な人間も沢山いますからね。居るか居ないか分からない「神や仏」を意識したり出来るのは唯一人間だけです。
数千年も先に「科学的」に神の存在が証明されるかも知れません、物理的、科学的に存在を証明できる方が宗教争いなどは起こらない世の中になると思っています。
人の心人生は計算式のようには行かず、凸凹してます、タウンに出てバカバカしい会話を聞いたり笑ったりしてると心が和みます。
その矛盾に苦しむのも、矛盾を楽しむのも、人間らしくていいなと思います。
生きものだから、命は平等にあっけなく失われるけど、
心があることこそが人ですものね。
切ない返事をさせてしまったようでごめんなさい。
この文章のように、きっちり割り切って生きてる訳でもありません、そのつど心は動揺し泣いたりわめいたりグチャグチャな日々ですよ、何より心が動いて素直に反応する自分は愛おしいくらいです（笑）
心のままに反応できない場所では必死で表情を殺したり・・毎日シンドイです。