2016年は 2660年である。
- カテゴリ:日記
- 2016/05/02 07:29:02
ワケ分からぬタイトルで失礼いたします。11行後に解決の予定。
まずですね、SFの祖、ガーンズバックの代表作『ラルフ124C41+』の副題が
「2660年のロマンス」であることをお伝えせねばなりません。
この作品は一種の未来予測モノなのですが、私が凄いと思ったのは、
各家庭に圧縮空気で郵便や荷物が届けられるシステムでした。
わー、すごく便利だなー、こんな風に荷物が届く時代がくるのかなー、と思いました。
さて最近。ネット環境が整いネットでの買物やオークションに手を出しています。
東北、関西、中国、四国、九州……1~2日で荷物が届く。もはや未来です。
しかも送料安すぎる。10~15kgの荷物が何百kmも運ばれてこの価格とは。
人間と会話できるロボットやスマホよりも、この事実のほうが私には驚き。
半世紀前に読んだSFから受けた衝撃を軽く上回っている。
この先にあるのはどんな未来か。注文する前に届くとか。注文しないのに届くとか。
そうそう、あなたが興味を持ちそうな商品ですとか、ブログに貼られるアフィリエイト記事とか、
ここのところ精度が高くなっている気がしています。思わず見てしまうものが多くなりました。
おそらくですね、この先に待ち構えているのは……こんな未来では。
ショッピングサイトを開く。あなたが今買う必要がある商品というのが予算別にズラリ並んでいる。
人間は「アー、ワタシハ コレヲ ホシガラナケレバ イケナイノダ」と考え、反射的に注文する。
検索結果から浮かび上がったペルソナこそ実態、ここにいる人間はオペレーター。きっとこうなる。
「この人は次に何を買うか」を予測するために。
注文していないのに届く、というのも本当に起きそうです(>_<)