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テスト公開


スウェーデン 最新戦闘機を公開 グリペンE

 スウェーデンのサーブ社が開発した最新の多目的戦闘機JAS39「グリペンE」が18日、サーブの施設があるリンシェーピング空港で公開された。
 巨大なマルチスクリーンを使って映しだされた映像の後、登場した機体にライトが当てられ、まるでモーターショーの新車発表のような演出。

 90年代初期から配備されている同機の次世代機で、機体構造を変え、米海軍のF/A-18並みの推力を持つエンジンで超音速巡航が可能。レーダーの能力も向上した。

 初飛行は年末に行われるが、ブラジル空軍が複座型を採用予定で、式典には同国のニヴァル・ルイス・ロサット空軍司令官も出席した。


http://www.sankei.com/photo/story/news/160519/sty1605190008-n1.html


サーブ39グリペンは、スウェーデンのサーブ社を中心として開発されたマルチロール機です。
1980年から製作を開始、翌年機体初期案がまとまり、1982年に政府が承認をして、試作機5機と量産型30機を作り、1988年に初飛行しましたが、フライバイワイヤに不具合があり1993年に改修された2号機が成功するまで四苦八苦しました。
エンジンはアメリカ ゼネラルエレクトリック社が開発したF414をグリペン向けにボルボが改造し、推進力を20%Uして、アフターバーナーを使わない状態でマッハ1.1の速度が出るようにしたRM12エンジンを搭載。 電子制御はスウェーデンのエリクソン社が航空機用にしたSDS-80・D80Eを搭載。 ヘルメットはイギリス・ドイツ・イタリア・スペインが共同開発したユーロファイターのHMSS(ヘルメット装着式シンボリックシステム)をそのまま使えるように作られ、パイロットが混乱して墜落するのを防ぐようにされています。
今回の最新型は、従来の機体性能を落とさず軽量化を果たしたグリペンDemoの成果を踏まえ、当初のコンセプトからは離れて機体を大型化し単座型として運用。これにより最大離陸重量は16,000kg超と、ほぼ初期型F-16相当の規模にまで拡張されています。
またそりに伴うアビオニクスも強化して、重い爆弾を搭載してもふらつかないようになっているそうです。

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