ポルボローネス
- カテゴリ:30代以上
- 2016/06/12 13:48:09
姉が来た。
土産持って。
箱にはカタカナで「ポルボローネ」。
食べたことないから開けて食べたいという姉。
茶を入れろという姉。
「これ、初めて見たんだー、なんだろ?」
わからず、買ったのか。
っていうか…
それはきっとポルボロンをイメージして作った菓子。
スペイン好きのあなたに、
本場そのままのというポルボロンを買ってあげたこと、
あるのになー。
…言えないけど。
「お茶、入れてー」
あー、はいはい。わかったわかった。
「開けてー」
自分で買ったんだから好きに開けてくれよ。箱開ける。
「茶ー」
今やってる!お茶入れる。
「ハサミほしいー」
自分でやれや!
なーんて…言えないです。
「イタリア語みたいだよね」
だから、日本人がよくやるやつで、
外国語をべつの外国語読みしてカタカナにしちゃったんじゃ?
「書いてある横文字はスペインっぽいよ」と言ってみた。
「あー、ほんと、ポルボローネスって書いてある」
そ、ポルボロンにesついて、複数形。
スペイン語はあなたのお得意なのに。
携帯で調べて、「ほんとだースペインだー」だってさ。
だから、妹の言うことも信じろよ。
…なんて、死んでも言えない感じだけど。
赤ちゃんからのしつけは、
大人になってからも心と体を縛るらしい。
子育てはには細心の注意が必要なのね…今更だけど。
それでも、ポルボロンもどきはおいしかったよ。
今ふうの味で、あの徹底した素朴さは無いけれど。
わたしも頑張って今ふうにリメイクしなくちゃ…。
食べる前に「ポルボロン」って唱えないといけないらしい。
本物は、キャンディーみたいに、紙で両端をひねって包んであるの。
そっと開けて、そおっと崩さないように手に取って、
そのまま唱えて、そっとこぼさず口に入れる。
そういうやさしい気持ちが幸せのもとってことかなー。
でもね、リメイク前の素のわたしって、どんなんだろ?
うちの母は赤ん坊のわたしにミルク飲ませながら、
延々と「言うことを聞きなさい」とささやき続けて育てたと自慢するんで。
おっしゃる通りです。
ゆえに…実家で「家族に絶対服従」の下地があっての結婚後ですね、
そして今のお隣壁一枚シェルターでもオロオロ怯える生活。
まるで、闇実験用の心理学的検体のよう。
近頃、
わたしのせいで(?)心理学を学んでいる上のお嬢に感心されるようになりましたよ。
笑っちゃいます、自分を客観的に見ると。
ポルポローネ、知らなかったのでググってみました。
スペインで「幸せを呼ぶお菓子」と呼ばれている、とありました。
めのめのさんに、幸せが訪れますように~☆彡
リメイクなんて必要ないのではないですか?
いきなり、失礼でスミマセン!
お姉さまって、マイペースな人?傍若無人?天然?
なんだか言動が分らない方ですね。
めのめのさんって、自分の言いたいことや、やりたいことを、とっても我慢してる気がします。
家事の件もそうだけど、かなり厳しい躾や環境でお育ちで、それがトラウマなのかしら・・・。
自分のリメイク!頑張ってね。(^_-)-☆