0.01%しかない真水
- カテゴリ:30代以上
- 2016/06/15 05:02:01
『Hさんは【水売りという商売】が かつての江戸や大阪に
あったのをご存知ですか?』
『いいえ 初耳です なんですかそれ?』
『海に近い埋立地に成立した江戸や大阪は 井戸を掘っても
水質がよくなくて 飲み水にはだいぶ不自由したんだそうです
そこで天秤棒で水を売り歩く水売りから水を買って 煮炊きに
使用したそうです』
とは昨日のジオとニコ友Hさんとの会話でございます
(ちなみに話の発端は関東地方で10%の取水制限が始まると
いうことでございました)
『そうなんですね~ でも その水は一体どこから仕入れて
来たんですかね?湧き水とかですか??』
『いえ 大き目の川の上流へ船で行って 汲んでくるんです
そして市街地の側まで下ってきて あとは人力ですね』
『あ! 川の上流の水は綺麗だから?』
『ですです とにかく水は人間の生存に欠かせないモノです
からね~ ちなみに江戸では【○○上水】と呼ばれた上水道が
幕府によっていくつか作られましたが 江戸の町の膨張に追い
つかなくて 常に水には不自由したらしいです』
『だから水売りが商売として活躍したわけですね』
『はい』
最後に蛇足ながら 世界中の水のうちのほとんどが海水でして
人間が生活に使用できる真水の比率は【0.01%】に過ぎない
そうです
数字にすると ”ちょっと怖い感じ” がしますよね?
ちょっとびっくりです。
水と平和はタダの国日本ですが
どちらも大切に使わないとですね・・
お水を大切にしなくてはと思います。