黒色の想い出
- カテゴリ:タウン
- 2016/06/16 13:49:37
なんか、ほんのちょっとだけヴェネッツィアっぽい。
ただ、運河っぽいというだけなんだけどね。
今日タウン行ったら、船がいたけど、
タウン混雑中につき、写真は遠慮。
ヴェネッツィア本土は…迷子の国。
いつも迷子で地図は必需品だった。
最近ブラック気味のわたし。
島の工房のおじさんとの黒の想い出あるよ。
おじさんとこの作品を買おうとしていたある日本人マダム。
わたしを連れて行って、交渉してくれっていうのよ。
黒がほしいという彼女。
おじさんが出してきたものを見て「もっと黒いのがいい」
と言う…ってか、わたしに言わせるのね。
「これはさ、黒より薄いから、もっと真っ黒が欲しいんだって言ってるよ」
「何言ってんの?これ、黒だよ」
「いや、日本人的には…黒にはいろいろあるの。
青っぽい黒とか茶っぽい黒とかさー」
「違うちがう、黒はいつだって、黒。それ以外じゃないの」
うーん…。
イタリアにだっていろいろな黒あるのにな。
マダムは黒は買わなかった。
でも、違うのをいくつも選んで、結構いいお客さんでした。
おじさんもご機嫌で、わたしには「また来いよ」ってさ。
「また」は来なかったな。
わたしにとって悲しいことに。
「また」行ったときは、絶対弟子入りしようと思ったのにね。
ブラックは悪いことばかりじゃないのよ。
色には裏表はもちろん、たくさんの意味があるの。
今、わたしにはブラックとたぶんレッドが必要。
喧嘩するためのじゃなくて、健康のためにね。
黒も赤も、地に足をつける力があるのです。
で、
赤は生命力の象徴で、体力が補われます。
でも、赤と黒ばかりになると、攻撃的になるので注意。
健康のために必要なブラックとたぶんのレッド。
う〜ん、めのめのさんは言葉の感覚が鋭いので、凡人の私にはわかりません><
それからお気遣い頂き、ありがとうございますm(_ _)m
ブログをあげましたので、ご参照下さい^^。
日本文化には誇りを持っているけど、
人にとって本来必需品である文化を必需品と思わず、
添え物扱いする日本人の感覚は嫌いですけどねー。
伝統的なものも新しいものも、なかなか素敵ですよ、牛成さん。
手作り感がいいのです。
…在住したかったなー。
色彩、音、湿度、温度・・・日本人の感性は世界一繊細だと思います。
日本人で良かった〜!
雑貨屋さんとかイタリアならではで素敵ですね(*´ω`)