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海軍誤発射のミサイルが台湾漁船を直撃

(台北 1日 中央社)国防部(国防省)は1日午後、海軍の錦江級哨戒艇「金江艦」(500トン級)が誤射した対艦ミサイルが台湾漁船「翔利昇号」を直撃し、1人が死亡、3人が負傷したと発表した。

誤射は1日午前、ミサイルシステムの点検中に発生。台湾南部・高雄の軍港から発射されたミサイルは台湾海峡の澎湖諸島沖に落下した。原因は操作ミスとみられている。海軍は当初、けが人はないと発表したが、同日午前に同じ海域で翔利昇号の船長が死亡したため、国防部などが調査を進めていた。 

軽傷を負った船長の息子は、漁船にミサイルが当たった後、船内で頭部に重傷を負った父親を発見したが、すでに心肺停止の状態となっていたという。 

海軍の梅家樹参謀長は、ミサイルが爆発せずに船体を貫通した理由について、漁船の甲板が薄かったことや、ミサイルが着弾から時間を空けて起爆する設計だったためと説明。取り付けられた自爆装置が作動しなかった原因に関して調査を行うと語った。 

誤って発射されたのは、国防部傘下の研究機関が開発した超音速の対艦ミサイル「雄風3号」。中国大陸の空母を攻撃対象として設計されたため「空母キラー」とも呼ばれる。 

(呂欣ケイ、楊思瑞/編集:杉野浩司)

http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201607010009.aspx

俊雄風水IIIは台湾海軍が所有する、超音速対艦ミサイルです。
雄風3型の推進システムはラムジェット・エンジンと固体燃料ロケット・ブースターから成り、ラムジェット・エンジンの形は1999年6月に発表された超音速飛翔体と同じだが、胴体側面に二基の固体燃料ロケット・ブースターが付け加えられている。ラム・ジェットは一定の速度に達しないとエンジンが作動しないため、ミサイルの射出からラム・ジェットの作動が可能となる速度域まではこの固体燃料ブースターを使用して、ラム・ジェットの作動後にブースターを切り離す仕組みになっています。
全長6メートル、重量約1トン、最大速度はマッハ3で、成功級フリゲイトや錦江型ミサイル艇、光華6号ミサイル艇といった既存の艦艇に対して水上打撃能力の強化をするために配備されました。

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