解放軍新型自走高射砲、装填中の様子が公開
- カテゴリ:ニュース
- 2016/07/22 11:23:56
「南東方向に小型機1機、高度300メートルの低空を飛行、距離は4000メートル」「南東方向を捜索、各火砲で目標を捕捉、直ちに攻撃せよ」中国共産党創設記念日前日、第47集団軍某砲兵団が祁連山脈の山腹で、防空兵実弾戦術訓練を実施した。任務を受け、動員・集結し、長距離移動し陣地を占領し、戦闘を実施し、実弾射撃を行う。訓練の全過程で実戦環境を想定。ランダムで訓練内容を変更することで、兵士が動的条件により指揮・協力・戦法を磨くことができた。
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2016-07/01/content_38791504.htm
07式35mm自走高射機関砲は近年配備が開始されたばかりの新型自走高射機関砲システムです。
90式35mm連想機関砲の35mm機関砲を新規製造の装軌式シャーシを63式装甲兵員輸送車のシャーシや77式水陸両用装甲兵員輸送車の足回りや転輪など既存車両のコンポーネンツを利用して製造され、車体後部に、機関砲・レーダー・射撃統制装置などを組み込み「第二世代履帯式共通シャーシ(第二代履帯式通用底盤)」として出来た、他の戦車と共通部品を多くすることで整備性を高めているタイプの戦車となっているようです。
最大有効射程は4,000m、有効者高は3,000mで、一門あたり毎分550発の最高発射速度を有していて、5種類の弾丸を使い分けることで対空目標打撃能力を大きく向上させているとのことです。