夜明け
- カテゴリ:小説/詩
- 2016/07/22 23:51:17
どこからともなく配達員が現れる
家々に投げ込まれる今日の新聞
僕はそれを恐る恐る手にして
誰もいないところへ持って行く
一面ずつめくっていく手が震えるが
次第に安堵が広がっていく
今日は何も書かれていなかった
僕はインクで汚れた新聞が大嫌いだ
一枚の新聞にのしかかるインクの重さを好まない
怪しげな世界の争いを写す写真を好まない
だが今日配達員が届けてくれたのは
片隅に印刷された正確な日付だけだった
何かを記憶させるための日付ではなく
何かを忘れ去るための純粋な数字だけが
僕を慰める
はるかかなたではぐれていった暑い夏が静かに舞い戻る
明日は血塗られた文字が新聞を飾るかもしれない
紙面がインクの重さでたわむとき
僕らは傍観者でいられるのか
僕らは祈りを忘れてしまって久しいが
もっとも祈りらしい祈りは
今日の真っ白な新聞を静かにたたむことだ
最近のニュース テロと殺人事件が異様に多いと思わない?
殺人を正当化するいかなる宗教もいかなる理由も存在しない!
そういう輩は地獄へ落ちろ!
もうすぐ広島、長崎の原爆記念日、終戦記念日を迎えるけど
戦争を反省しない輩、靖国を参拝する輩 懲りない連中が日本にもいる!
本当に神様がいるなら天罰を与えてください!アーメン!
でも、いないから天罰はないんだろうな~(>_<)
いつも的確なコメサンキュ!♥
でも、毎日届けられるのは、血塗られた写真や汚れた文字ばかりの新聞!
それが現実だとしたら、傍観者ではいけないと思うし、
もはや傍観者ではないのかもしれない。
恐る恐るめくるページに少しだけの安らぎを探している。
祈りを込めて、真っ白な新聞をたたむ日が来ることを願ってます☆
久しぶりにブログが続いて嬉しくて、拙い文章書いてしまった(^_^;)
前のブログの話、
ネットでの濃密な繋がりと言うのも理解できます。
それが実際に出会ったときに、益々繋がりが深まると言う事もね♪
ニコタの繋がりは?
う~ん 複雑かもねww