露太平洋艦隊がミサイル「バスチオン」試射に成功
- カテゴリ:ニュース
- 2016/07/24 14:37:53
ロシア太平洋艦隊は22日、極東沿海地方の演習場での新型地対艦ミサイル「バスチオン」の試射に成功したと発表した。インタファクス通信などが伝えた。
同ミサイルは8月に実戦配備されるという。軍によると、試射では200キロの飛行に成功した。
バスチオンについてショイグ国防相は3月、北方領土の択捉島、国後島を含む「大クリール諸島」にも年内に配備すると表明している。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/160722/wor1607220076-n1.html
P-800「オーニクス」Оникс(縞瑪瑙:メノウ)は、ロシアで開発された超音速対艦ミサイルで、地上発射型は「バスチオン」Бастион(城塞)と呼ばれています。
オーニクスは、従来、長距離ミサイルと、中・短距離ミサイルの二本立てで開発が進められてきたロシア海軍の対艦ミサイルを統合する新世代対艦ミサイルで、旧ソ連の長距離対艦ミサイルを手掛けてきたNPOマシノストローイェニェ(旧チェロメイ設計局)が担当、固体ロケット・ラムジェット統合推進システムを採用、最高速度はマッハ2.5、ミサイル本体にはRAM(電波吸収材)が使用されていて、通常HE弾を300キロの射程で発射し、レーダー式の自動迎撃システムを交わしながら船を破壊するように作られています。