Nicotto Town


nekoyama の つれづれ日記♪


「好き」と言うのは難しい…


「好き」と言うのは難しい

Ханиさんのところで書かれてたブログ記事の内容
…題材が興味深かったので、

おんなじ題材で書いてみようと少し考えていました。


わたしは、小説とか、漫画とか、物語が好きなんですが、
中でもSF(サイエンス・フィクション)が好きです。

子供の頃に読んだ、萩尾望都先生と三瀬龍先生の、
百億の昼と千億の夜という漫画が原点かも知れません。


以降、萩尾望都先生の11人いる!とか、スターレッドとか、
三瀬龍先生の百億の昼と千億の夜とか、ジュニア向けのSF小説とか、
ハヤカワ文庫のSF小説を本屋で見つけては買って読んでいました。
大学の近くにある古本屋で立ち読みしてみたり。

萩尾望都先生の描いた、表紙絵、挿絵の小説も次々に、
ジャック・ヴァンスの魔王子シリーズとか、
野阿梓先生の凶天使とか、

目印と言うか、道標みたいになっていた気がします。


最近買った、萩尾望都 SFアートワークスとゆー画集を見て、
もう、手元に無い本の物語を少し思い出しています。

あ、あと、竹宮惠子先生も外せない(笑)
でも竹宮先生のBL方面の漫画はなぜか1冊もないんだな、
萩尾先生のX+Yが収録されてるA-A'はあるんだけれど、
やっぱりSFの方に偏向しているからかも?


ただ、大学生以降は、そーゆータガが無くなって、
ふつーのかわいい漫画とかも買って読む傾向が出てきています。

最近のだと、星野リリィ先生のおとめ妖怪ざくろとか、(ふつーじゃない?笑)
大判で薄くて高い画集(ざくろ と、宝石廻廊)もなぜか買ってしまいました。

市川春子先生の宝石の国、虫と歌、25時のバカンス、
…ちょっとSF色が残ってるかな?物語的には荒唐無稽な感じがしないでも無いけれど、
日本のSF小説の作家さん達の命脈を引き継いでる雰囲気がすごくします。
星新一先生のショートショートの様な、安倍工房先生のやるせない雰囲気とか、


そしてSFから遠いところにも、

雨隠ギド先生の甘々と稲妻とか、終電にはかえしますとか、
尾崎かおり先生の神様が嘘をつくとか、東方死神とか、
西炯子先生のなかじまなかじまとか、カツカレーの日とか、
袴田めら先生のさろめりっくとか、理由もなく悲しくなるのとか、
磯谷友紀先生の海とドリトルとか、さようならむつきちゃんとか、

…だんだんベクトルがばらばらになってきてる?
いえ、なんとゆーか、わたしの人生のどこかで聞いたことがありそうな、
人として共通のなにかが見え隠れしてる物語が増えて来た感じがします。

袴田めら先生のさろめりっくは、
転校の多かった子供時代の孤独感みたいなところとか、
好きだった友達との別れの際に感じていたコトが
生々しく思い出されてしまいました。
漫画の主人公のさろめちゃんは、放浪に終止符が打たれて、
幸せな友人関係を得るのですが…

結局のところ、物語というのは、
人と人との繋がりがすべての共通するテーマなのではないでしょうか。


今世界中で起こっている危機的状況の一端も、
実は人との繋がりを実感出来ないことへの恐怖が
引き起こしているのではないでしょうか。

無差別なテロ行為、引き起こしているのは、
とても若く、心に希望を抱けず、孤独な魂が、
身近な人々に対しての恨みをつのらせて、
恐ろしい行為に及んでいるのです。


日本でそういうことが過去にありました。
わたしは記録映像でしか知りません。
しかし、そういう行為が少ないのは、武器が無いから?
たぶんそれだけではなく、識字率が高く、漫画だとか、小説だとか、
自身の人生だけでなく、間接的に他の人の人生であったり、
物語の中に別の人生を垣間見たりする機会が多い、
この文化的な背景が、思いやりや、人生の先に希望を持とうとする
人間性を育てているのではないかと思ってしまいます。

物語は、虚構であったとしても、そこに書かれる言葉は、
物語を書く・描く人自身や、その肉親、友人関係、人間関係から、
生み出されて行くものなのだから、誰かしらの発した言葉が、
わたしたちの心に響くのは、当然のことなのかも知れません。


孤独な魂に闇を抱える人々へ、
懸命に生きる人々の物語が届きます様に。

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2016/07/29 23:37
大島弓子先生のチビ猫ちゃん、
なんだったかな?漫画じゃなくて、
幼児向けの読み聞かせ雑誌の連載が、
ふわっとした彩色でかわいくって、よく読んでました。

萩尾望都先生、竹宮惠子先生の作品は、
ほんとに広い世代の人達に読まれていて、
一緒に語り合える共通の作品があって、
わたしは嬉しいです。
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2016/07/29 22:09
わかるのは萩尾望都と竹宮恵子くらいかな・・。
大島弓子の猫さんも好きでした。

その後、漫画から遠ざかってしまったので。
その後の乱読の時代を経て、
今は小説ほとんど読みません。
古書読んでます・・(・ω・;A
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2016/07/28 22:36
糸賀一雄先生のこと、
知りませんでした、Wikipediaで見てきました。

こういう方たちの活動が現在まで連綿とつながってきているんですね。

もっと多くのことを、大勢の人々が知って、理解が広がれば、
社会全体の有り様も変わって行くんじゃないでしょうか。

事件と犯人の主張は、いかに無知だったのか、の裏返しかも知れません。
学ぶ機会も無しに、ただの労働力として、福祉の現場へ入っている人々は、
きつい労働に自身の価値を見いだせていないのかも知れません。

資格制度や法令遵守だけでない、先達の思いと活動の紆余曲折を
学ぶ機会があれば、あるいは、もう少しましな場所へ思いが至ったのではないか、
そう思えてなりません。
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2016/07/28 22:12
つい先ほど、NHKで近江学園のことを言っていました。 この子らを 世の光に。 糸賀一雄はもっと知られていいと、改めて思います。 
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2016/07/28 21:53
北杜夫先生の 夜と霧の隅で…
想像で書いたとは思えないですね、医師としての付き合いから、
そういう話を伝えられ…もしかしたら、託されていたのかも知れません。
想像だけ、だとしても、余りに一致し過ぎていて、恐ろしい。

遠藤周作先生の 海と毒薬、
こちらは現実の事件を題材としてるんですか、
戦争が人間性を奪うのは戦場だけでは無く、
戦線から遠く離れた場所でも、人の心を蝕む。

遠くの国で起こっている内戦、テロ、非人道的な物事、
その影響を、わたしたちの住まうこの場所でも、
受けているのかも知れません。

追いつめられても、犯罪に手を染めることの
言い訳に使ってはいけないでしょう。


竹宮先生の3作品、もちろん読ませて頂いています。
どれも大好きな作品です。
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2016/07/28 21:25
こんばんは。

此奴の好きな某マイナーアニメーションで
「人は物語(逃避する場)がないと生きていけない」
と、結んでいました。

で、本来なら此方には、ケイコたん(表現古!)の
「私を月まで連れてって!」とか「エデン2185」とか「ブライトの憂鬱」とかの
話をするべきなのでしょうが(…我ながら偏っているな~)
此処はあえて北 杜夫氏の「夜と霧の隅で」をお勧めしますね。
あ、遠藤 周作氏の「海と毒薬」も良いもかな…。

って、ネットをやっていると、愚母が怒鳴りこんできますので
大変中途半端ですが、この辺で…。
アバター
2016/07/28 18:02
ジュール・C.さん、
スペオペいいですよね、ホントの世界もスペオペみたいになるんでしょうか。
民間でのロケット開発、どんどん進んで安く宇宙へ出られる様になるといいですよね。

民族的な差別思想とか全部無くなっちゃうくらいに、誰にとっても平等な場所ができれば、
…スペオペ時代よりもサイバーパンク寄り?のジョン・ヴァーリイの作品が好きなんですが、
肉体改造、性転換、寿命延長、女性が活躍する社会、今から考えると、すっごく的を得た作品が
多い作家さんです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ジョン・ヴァーリイ



事件のこと。やっぱり、そうなんだと思わせられる記事
http://goo.gl/uu0lKx

NHKのニュースで、フィルターも掛けられず、
こうもはっきりと書かれてるのは相当珍しいと思う。
70年経過して、やっと先達がきっぱりと証言出来る様になって、
この思想は間違っている、と、はっきりしているのに、
あえてそれを支持する根拠として経済性を上げるのか?

現在の技術開発の結果、健常者と同等、以上の能力を
持たせられる様な技術も出来始めているのに、
情報が古いよ、と、言ってやりたい。


ジョン・ヴァーリイの作品に出てくる人々には、
およそ現在の人の外形やライフスタイルとは大きく異なった
人達の生活が描写されていることがあります。

他の生物(人工生物)と共生して、真空の宇宙で生活出来る様になった人々、
もうすこし現在の人に近い人でも、無重力の宇宙船の中での生活に適応して、
足にあたる器官を腕と手に置き換えている人、片足だけの人、
エウロパの氷の下の海洋に、エラを着けた人類が、

もしかしたら、宇宙のあちこちへ住まう様になれば、姿形の違う人類達が
どんどんと枝分かれしてゆくことになるんでしょう。

犯人よ、ジョン・ヴァーリイを読め!
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2016/07/27 23:59
萩尾望都さんの作品にふれたのは、
「11人いる」が初めてでした。
そのころ、E.E.スミス・E.R.バローズのスペースオペラにはまっていたので、
少女漫画にもSFがあるのか、という衝撃を受けました。
作品集もほとんど持ってます。
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2016/07/27 17:48
ぽめさん、
ケイくん、
桃華さん、
Ханиさん、
corraさん、
みかさん、
Palさん、
ネコ衛門さん、
Chrisさん、

ごめんなさい。
もっと楽しい記事にしたかったんですが、
あの事件の衝撃は、わたしにとっては大きかった様です。

ドイツで先の大戦のうちに行われたことに関して、
NHKの番組で知って、今回の事件、

同じ生を生きる人々の命を、生きる意思を踏みにじる行為を
許せないと思いました。

隣人のことを知り、理解して、一緒に生きるために、
それをよく知ることが、大切だと思いました。

子供のうちから、その理解を進めなければならないのでしょう。
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2016/07/27 09:18
タイトルを見て読みにきてしまいました。

ずいぶんお久しぶり…で申し訳ないです。ブログ読み逃げになってしまいそうだから訪問する勇気がなくて。

いろいろな物語を読むというのは
いろいろな考え方と体験に触れることだと思います。
漫画にせよ小説にせよ、ジャンル問わず。

人の温かさも優しさも、人の闇も狂気も
人間はひとつの性格や考え方では片付けられるほど単純にはできていない気がします。

好青年であるはずの人が狂気も併せ持っていた。
それは誰にでもある人の側面だと思うのです。

ネットでの誹謗中傷なんかまさしくそうかと。

残酷な事件が起きて犯人の話題になるとよく
そんな人には見えなかった…って…よく聴きます。

誰もが心には誰にもわからない部分が隠されている…

物語を読むとそれが体験できるのです。
だから考える、人としてどうあるべきか…と。

人はひとりでは生きることはできない。
だから人と関わって生きていくのだけれど
そこから傷ついたり、苦しんだり、悩んだり……
でも人と関わることで得た喜びや感動や嬉しさは
何よりも換えがたいものだと思います…

その行為の無意味さ、代償の大きさ……起こってからでは取り返せません…
ゲームじゃない。リセットできないのだから…
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2016/07/26 23:15
そんなに難しいことないだろ
アバター
2016/07/26 21:33
犯人は、確信犯で、犯行前に言っていたことは、
まるで、↓の様なこと、それを止めておくことも出来たハズなのに、
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2015-08/25.html

仕組みがない、なんて、言い訳にもならない。
アバター
2016/07/26 17:23
漫画でも小説でもいいから
手にとって欲しいですね
今は携帯でも見れるのだし 昔よりは手に取りやすい環境
なのだけど 活字離れが多くて
出版社は どこも苦労してるようす

できたらいい物語のドラマとかTVであれば一番いいのでしょうが。。

アバター
2016/07/26 13:58
最近漫画から凄くと遠くて^^;
昔はもっぱら少年漫画ばかり読んでた…w

乙女系ってほとんど読んだことない(笑
ここ最近ではNANAがバイブルだったかも?


事件は悲しいね
悲しい事件すぎて理解できないもんね
アバター
2016/07/26 07:27
この記事の最後にこんなことを書いて、
願いが届かないのが悲しい…

本日未明に、26歳の若い人物が凄惨な事件を引き起こしてしまいました。
今朝のテレビニュースの多くの時間を割いて報道が続いていますね。
元職員、人の命をあずかる職務に従事していたハズの人が、
どうしてこんなことをしてしまったのでしょうか…

健常で無い人々が多く居る施設で、抵抗出来ない人々が殺傷されてしまう事態、
健常な人達が多く居る場所であれば、たぶんもっと被害は少なく済んだはずですが、
無抵抗な人に対してこうも多くの人に対して、このような行為をした…させたのは
どういう心の闇だったのでしょうか。

単に残念と言うには、…あまりに悲し過ぎます。
異変に気づき、止めることが出来ることが出来なかったのでしょうか。

肉体的、心理的に負担の大きな職業ならば、
尚更のこと、心のケアが必要になるんでしょう。
そういう手当が今の介護の現場では足りていないのかも知れません。

今年の初め頃にあった、高齢介護施設での、やはり若い職員の行為も、
同じ様な心の闇を感じさせます。またしても見過ごされてしまった。

彼らになにが起こったのでしょうか、それを知りたい。
アバター
2016/07/26 05:35
初期の傾向は似ています^^
ブラッドベリも好きになりました。

多くの物語に触れることが大切なのだと思います。
ひとつの『物語』しか知らないのは危ういですよね~
アバター
2016/07/26 04:35
こんばんは!
物語はすきです!(≧∇≦)

優しい物語を、読んでみたいなあ!笑
みんな、漫画の中でも、人生がすごいから、現実もすごい人いっぱいですね!
アバター
2016/07/26 03:48
ランドリオールはー?
アバター
2016/07/26 01:38
百億の昼と千億の夜ねー
ワタシも今それを思い出していたんだけど
話をほとんど忘れてしまったという。。。(。→ˇܫˇ←。)う~ん

マーヤの好きな本は全部読んでみたいなぁ。。。(´ω`*)。o○
すごく深い気持ちになれそうです^^
アバター
2016/07/26 00:34
萩尾望都さんの作品はいくつか持ってます(^^
スターレッド(コミック本)がはじまりで
ポーの一族とか11人いるとか百億の昼と千億の夜とかとか・・・

姉が好きだったから
私が持ってはいなくても竹宮恵子さんの作品も読んでる方かもです。
(あ、でも『変奏曲』はしっかり自分で買いました(^^)



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