Nicotto Town


およよ・れおポン


僕は違うんです

ブログイベントのお題が「ニュース」か。
たぶん、年末のテレビなどで、何度も見る事になりそうなセリフですが。

「あなたとは違うんです」って。
でもね、僕は、たぶん、それらテレビや、これを読んでいる多くの人と、違うんです。

僕は、福田前首相が会見で「あなたとは違うんです」と言った時に、強く共感したのです。

生放送の記者会見は、冒頭から最後まで見られたのですが、こうした「生放送」っていうのは、貴重ですね。
「質問する記者の様子」が感じられる。

あの会見は、いちばん最初が、某、戦う新聞社の「3K」の記者が質問して、いかにも攻撃的で、本当に「戦う新聞社」な態度なんだなと、変に感心してしまった。
もちろん、見ていていやな態度だ。

それで、順番に記者が変わるのだが、なんとなく、記者の能力などが感じられて、良い質問もあれば、見当違いな質問もある。

で、最後、どんな組織の所属か忘れたけど、新人風の口調。
細かい言い回しは忘れてしまった。
「首相の発言は他人事のように聞こえるという人もいますが」
だいたいこんな内容だったか。
僕の記憶にある印象だと、この記者こそ、他人の言ってる事を引き合いに出したような言い方で、自分個人の責任ではなくて「みんながそう言うんだよ」というようないやらしさがあって、不愉快だった。

僕の瞬間的な印象では、記者たちのほうが、発想が個人的で、主観的で、部分的であって、突っ込みが効いてないのだ。

それで、福田さんが
「自分を客観的に見る事ができるんです」
「あなたとは違うんです」
と来た。

もっともだと感じた。

僕の性格だったら、記者会見のような場所こそ、付き合っていられなくて、投げ出す。
めんどくさくなって、いい加減な返事をする。

僕が「記者たちと自分は違う種類の人間だな」と感じ続けていた記者会見の最後に、自分が言いたい言葉を、首相が言った。

それが、とても印象的だった。

   −−−以下、無用ながら

年末のテレビ番組で、きっと、何度も、「あなたとは違うんです」って映ると思うけど、そこにいたるまでの記者会見の様子は、映らないだろう。

#日記広場:ニュース

アバター
2008/12/25 21:18
いかにも「こうなったらいい」という筋書きに向かって話をする人っていますね。
相手の事を見ないで、筋書きが大事。
それなら、自分の事を、自分で話せばいいのに、相手に言わせようとする。

困りますね。
多くの場合、僕は筋書きから外れた言葉を話すのですが、
いちばん困るのが、相手が要求する言葉と、自分が言いたい言葉が同じときですね。
自分で自分を曲げるのはイヤだから、しょうがなく言うけど、
それで、調子に乗っちゃうのもいるし。

まあ、最初から話さない事が多いので、そう何度も経験する事もない。
まあ、いいか。。。
いいのか?
アバター
2008/12/25 20:09
テレビはスキャンダラスなことが面白いと思い、新聞は自分の言いたいことが全て正しいのだと人々に啓蒙して下さっているようで、どちらもあまり好きではありません。
ああ、こういう流れを作り出したいのね、って。
レポータも記者も、仕事とはいえ、見ていて不快と言いますか…非常に見苦しい場面が多々あります。




Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.