お片付け。
- カテゴリ:仕事
- 2016/08/18 20:13:08
今日、試しに山積みの段ボールを1つ開けてみました。
(なんの箱かは、昨日のブログ参照)
いきなり出てきたのは「広辞苑」第2版。
鈴ちゃんに「うわ~、エライのが当たった!」というと、
「そんなもん要るか!捨ててしまえ」ですと。
まあ、電子辞書がありますから、この本を担いできてやれやれとページをめくって…とは、面倒くさいのも分かりますが、
むかしは、これが無きゃあ、本を読むにも前へ進めなかったものをねえ。
いいじゃない、
どうせ、デカさ勝負で言えば、
事務所の本棚には「六法全書」と「判例集」があるんだからさ。
並べておいて、筋トレにでも使えばさ。
そして、むかし、ちょっとハマっていた「阿部公房」がどっさり出てきました。
あれ~「箱男」ってこんなに薄かったかなあ。
もっとぶっとい本だと思っていたのに。
「第4間氷期」好きだったなあ。
この当時、「澁澤龍彦」と「種村季弘」が大好きで、
手に入ったのは、全部買い込みました。
あと、そうだ「別役実」も好きだった。
いやあ、あたし文学少女じゃん(^^♪
段ボールに詰めてくれた作業員は、本の扱いによほど不慣れなのか、
棚別に入れてくれたわけではないので、
まるで、びっくり箱のように支離滅裂な順番で本が出てきます。
1冊だけ日本史が混じっていて、
「桃山文化と朝鮮侵略」を読みました。
(そうなの、結局、読書の時間になってしまった)
そうそう、ゲームの攻略本とかも出て来て、
「シムシティ」「タワー」・・・いやあそういえばソフトはどこに行ったんだろう。
この調子で、あと29箱の段ボールが積まれています。
(正確には、図書室の隣の部屋にも同じ量の本があります)
えへへ♪
今年中には、終わらんと思うなあ~。
確かに今は、まず検索しちゃうから・・・
でも捨てられないのは その重さの所為なのかな。
足穂とか夢野、森茉莉に倉橋由美子、もしかして宇野先生までザクザク出て来そうで、
9月下旬、連休があるので箱整理に参りたいです。
当方、元古本屋買い取り班です!
びっくり箱のようなダンボール文学館、・・・興味あります(笑
「第四間氷期」は衝撃でした。近未来に本当にありそうなリアル感。考証も第一級ですよね。
「砂の女」も衝撃。 なんだかんだ虜になりますね(*^ー゚)b
(*゜ω゜)ん? 宝箱はあと59個も…
無心に捨てる修行だと思わないと10年くらいかかる・・・かもしれない(笑)
六法全書の最新ページへの差し替えの 担当だったことがありました。懐かし~
それで思い出したけど そこの事務所 月に1度の大掃除の日
固く絞った濡れぞうきんで 蔵書を1冊1冊拭いてました。
会議室の片側の壁面 全部書架だったのでかなりの量です。
昔堅気のキッチリした所長さんでした。