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中国、尖閣北西300キロに軍艦埠頭建設

 東シナ海の沖縄県・尖閣諸島から約三百キロ北西に位置し、中国軍が軍事拠点として整備を続けている浙江省温州市の南〓(なんき)列島で、軍艦用埠頭(ふとう)が新たに建設されたことが十九日、分かった。関係者が明らかにした。
尖閣からの距離が、米軍基地のある沖縄本島よりも約百キロ近い南〓列島には既に最新鋭レーダーが設置されたほか、軍艦の艦載機が利用するとみられるヘリポートも設けられており、埠頭の完成により軍事拠点としての機能が強化される。
南シナ海での中国の軍事拠点化を巡る動きを批判する日米との有事を想定し、危機対応能力を高める狙いのほか、中国が東シナ海上空に設定した防空識別圏の監視を強化する意図もあるとみられる。
関係者によると、埠頭は南〓列島最大の島、南〓島で建設された。長さ七十~八十メートルで、車両や物資を陸揚げできる揚陸艇も利用できるようになっており、既に複数の軍艦の出入りが目撃されている。南〓列島で計画中とされる軍用滑走路の建設はまだ始まっていないもようだが、今春には軍用機も参加した演習が行われたという。
東シナ海などでの監視活動を担い、尖閣周辺海域への公船派遣を続けている中国海警局も、温州市に大型船が停泊できる大規模基地の建設を計画中とされる。
温州市では昨年五月に愛知県の五十代男性が拘束され、その後起訴された。男性は拘束される前、南〓列島の軍事施設を調査していたとみられている。 (共同)
※〓は鹿の下に几

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201608/CK2016081902000236.html

 

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