尖閣警備で巡視船増強へ
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- 2016/08/23 14:24:48
政府が沖縄県・尖閣諸島周辺の警備のため、海上保安庁の巡視船の増強を検討していることが22日、分かった。政府関係者が明らかにした。3隻程度を新造するとみられ、2016年度第2次補正予算案に関連費を盛り込む予定。
尖閣周辺では中国公船の領海侵入や接続水域航行が相次いでおり、8日には過去最多の計15隻が同時に航行。岸田文雄外相は9日、中国の程永華駐日大使に抗議した。
海保は12年の尖閣国有化以降、警備体制の強化を進めており、今年4月に1500トン級の巡視船10隻とヘリ搭載型2隻からなる「尖閣専従体制」を第11管区海上保安本部(那覇)に整えた。
http://jp.reuters.com/article/idJP2016082201001524
尖閣警備に600億円、最新巡視船3隻新造へ
政府、2次補正で
政府は沖縄県の尖閣諸島周辺で中国公船が相次いで領海に侵入している事態を踏まえ、尖閣周辺の警備体制を強化する。今年度2次補正予算案に約600億円を計上し、これまで10隻体制だった海上保安庁の尖閣警備専門の大型巡視船を3隻新造。2017年度予算案でも整備費を計上して船をさらに増やし、尖閣の実効支配を堅持する。
日本の海上保安庁に相当する中国海警局は今月に入り尖閣周辺で挑発行為を強めている。一時は最大…
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS21H1O_R20C16A8MM8000/