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北朝鮮軍が非武装地帯に地雷 兵士の亡命阻止が目的

北朝鮮の外交官などが亡命するケースが相次ぐなか、北朝鮮軍が非武装地帯で、韓国側に通じる橋のそばに地雷を埋設したことが明らかになり、自国の兵士が橋を渡って韓国側に亡命するのを防ぐ目的ではないかという見方が広がっています。
韓国の公共放送KBSなどによりますと、北朝鮮軍が先週、非武装地帯からパンムンジョム(板門店)の韓国側区域の間にかかる「帰らざる橋」と呼ばれる橋のそばに、数発の地雷を埋設したことがわかったということです。
この橋の付近で北朝鮮軍による地雷の埋設が確認されたのは初めてで、休戦協定に違反することから、国連軍司令部は「非武装地帯内にいるすべての人々を危険にさらす北朝鮮軍の行為を強く糾弾する」とする声明を出しました。
北朝鮮軍の兵士がこの橋を渡れば韓国側管理区域に入ることができるため、韓国内では、北朝鮮が兵士の亡命を防ぐために地雷を埋設したのではないかという見方が広がっています。
北朝鮮をめぐっては、先週、イギリスにある大使館の公使が妻や家族と共に韓国に亡命したことが明らかになったのをはじめ、外交官や外国にあるレストランで働く従業員らが亡命するケースが相次いでいて、韓国政府は北朝鮮内部でキム・ジョンウン(金正恩)委員長に対する忠誠心が低下していることの表れではないかと見ています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160824/k10010651651000.html

 【ソウル=共同】聯合ニュースは23日、韓国政府消息筋の話として、北朝鮮の朝鮮人民軍が先週、南北軍事境界線がある板門店共同警備区域の「帰らざる橋」の北朝鮮側に複数の地雷を埋設したと伝えた。国連軍司令部は朝鮮戦争の休戦協定違反として北朝鮮に抗議し、橋の韓国側への観光客受け入れを中断した。
国連軍司令部は声明で「非武装地帯(DMZ)を訪れる多くの人の安全を脅かす北朝鮮軍の活動を強く糾弾する」と非難した。
聯合ニュースは、韓国軍が行っている北朝鮮向けの政治宣伝放送を聞いた北朝鮮兵士が動揺し、韓国側に亡命するのを防ぐために地雷を埋設したとみられるとしている。
「帰らざる橋」付近では1976年8月、ポプラを剪定(せんてい)しようとした国連軍の米韓兵と、中止を求めた北朝鮮兵が乱闘になり、北朝鮮兵が米軍将校2人を殺害した「ポプラ事件」が起きた。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM23H5N_T20C16A8000000/
 

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