中国、次世代巡航ミサイルに人工知能の採用を検討
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- 2016/08/26 16:04:35
[北京 19日 ロイター] - 中国は、次世代巡航ミサイル向けに高度な人工知能(AI)と自動化技術の採用を検討している。中国航天科工集団公司の幹部が19日、国営紙チャイナ・デーリーに明らかにした。
同幹部は「われわれは新たな巡航ミサイルの開発に『プラグ・アンド・プレイ』のアプローチを採用する計画だ。軍司令官が戦闘状況に応じてミサイルを準備できるようにする」と表明。
「さらに巡航ミサイルは非常に高度なAIと自動操作機能が搭載されるだろう」と語った。
また、中国はすでにミサイルへのAI採用分野で世界を主導していると述べた。詳細には言及しなかった。
中国の習近平国家主席は、ステルス戦闘機や空母の開発など軍の野心的な近代化計画を監督している。
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中国航天科技集団公司は、中国の宇宙開発計画における国有の主契約企業です。
下部組織が宇宙船、発射ロケット、戦略および戦術ミサイルシステム、地上機器などの一連の設計・開発および製造を行えるよう、複数衛星の同時発射などの開発および展開においては世界で最も進んだ技術を持つ機関とも言われていて、110億USドルの資本と11万人の従業員を駆使した巨大なロケット・ミサイル開発工場となっています。