呪術師・鶴丸国永の手紙
- カテゴリ:小説/詩
- 2016/08/29 23:23:48
拝啓、主は元気にやっているだろうか?
手紙の一つもよこさないですまないな。一息ついたところなので出してみた。
俺のほうは驚きの毎日を送っているが、少しだけ休暇をもらってプチ旅行中だ。
俺が本丸で暇だというわがままを言ってから結構たつが、そちらは何か俺がいなくて不便なことでもあったりしないだろうか?
本丸でのレベルが51だった俺はずっと遠征要員として駆り出されていたが、驚くなよ?
先日またランクがあがって、パガトリーオラクルというのに転生したぞ!
最高ランクのソウルインヴォーガーまであと少しだが、今はキャラ界というところで全員に魔拳ビッグバンという技を覚えさせる教育方針らしく、すでに覚えていた俺は休暇中だ。
魔界にきたころは呪術師として杖を持ってたんだがな、戦力が足りなくて途中から槍を使うことになったんだ。仮にも太刀である俺が槍を使うことになるとはなぁ。驚きだったぜ。
今は十分に物理的な火力の戦士が増えてきたから俺は星魔法と回復魔法を覚えて準魔法使い要員として働いてる。
そっちに戻ったら戦場で驚きの魔法をかけて見せよう。
魔界にきて、五条の太刀だ、レア太刀だと言われていたが、ここはそんなものは霞んで見えたな。なんせ、俺の神気は魔力に変換され、なおかつレベルが51なんて、そこらの魔物の赤子のレベルのような存在だったからな。本丸に戻ったときに、俺の練度がどうなっているか少し気になるところだな。上限を超えていなければいいんだが。
そうそう、魔界で特に仲のいいものができたんだが、ガンナーのガルーといってな。そいつは大倶利伽羅のように一人を好む傭兵なんだが、寂しがりやなところもあって放っておけないんだ。今度本丸に招待したいんだが、いいだろうか?
俺も傭兵という立場らしく、お給金はまぁまぁもらっている。今ゲヘナの海を観光中でな!限定プリンというものを何個か送っておくから、本丸の連中に見つからないように食べてくれ。
では俺はまだしばらく長期遠征に従事することにする。
また手紙でも送るさ。
平野「主君、何が届いたんですか?」
サルサル「・・・平野、貴様誰にも言うなよ。あの魔神エトナでさえよだれもののゲヘナの海限定プリンがここにある。あの野蛮鳥がいないあいだに二人で食べるぞ」
まんば「索敵成功、プリンを発見」
サルサル「野蛮刀めええええええええええ」
※魔界戦記ディスガイアの4に長期出張中の鶴丸国永