提督と赤城さんの日々6
- カテゴリ:自作小説
- 2016/09/28 19:53:27
さて、転勤の準備をする赤城たち、そこに当番秘書の矢矧が来る、時刻は夕暮れである
「矢矧(赤城さん、提督が呼んでいるわよ、基地の近くの慰霊碑の丘にすぐ来なさいってね」
(赤城)(はい、ありがとう、矢矧さん、提督のところにね、分かった、この前のことを問い詰めるかな)
制服から私服に着替えていく、そして丘を登っていく
「赤城は、しばらくすると、慰霊碑の近くの丘に来る、ちょうど、夕日の沈むころだ
(速水)(来たようだね、赤城さん、しばらくの間、逢えないと思ったから、ここに呼んだんだ、この前は、すまなかった、
МLが始まるんだ、その編成で、君たちは行くことになったんだ」
(赤城)(提督、そうだったんですか、で提督は、行かないんですか」
(速水)(うん、別作戦に行くことになると思う、おそらくはサンゴ海かも、しれない」
(赤城)(でも、私も提督と離れるのは嫌です、このまま、会えないような気がしてなりません」
(速水)(きっと生きて帰る、君という愛しい人の待つこの港にね」
(赤城)(私もです、、提督の元に、また戻ります、今度は沈まないように、一人の女としても」
提督と赤城は、お互いの手を重ねて、肩を寄せ合う
こうして、二人だけの甘い時が流れていく
続く