臍下丹田
- カテゴリ:勉強
- 2008/12/25 07:18:36
臍下丹田(せいかたんでん)
意 味: 下腹。へその下5㎝ぐらいの丹田というところ。
解 説: 東洋医学で、集中して気を集めると
「健康に良く、元気や勇気が湧いてくる」とされている場所。
「臍」はへその意。「臍下丹田呼吸法」などがある。
出 典: 『黄庭経(こうていきょう)』
句 例: 合気道についての書を読み、臍下丹田の鍛え方を実践した。
用 例: これは、金閣寺にいた時、上人から聞いた話で、
よろず心騒ぐ折は、臍下丹田に力をこめるだけでは物足りない。
<舟橋聖一・花の生涯>
参照:四字熟語データバンク&Goo辞書
丹田
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
丹田(たんでん)は、内丹術で仙人になるための霊薬仙丹を練るため
気を集め練る体内の部位。東洋医学における関元穴に相当し、
へその下3寸(へそと恥骨稜の間を5寸とする)に位置する。
意味は気の田のこと。古くは『素問』遺篇本病論に「神游上丹田」、
邊韶の書『老子銘』に「存想丹田」、張仲景の『金匱要略』にもみられ、
後漢(3世紀前半)には用語の使用例がある。
内丹術では、気を材料として下丹田を炉とみなし、
呼吸をフイゴとして仙丹を練る。
なお女性の場合は乳房の間の膻中穴を炉とする。
解剖学的には該当臓器などはない。
丹田は男性での名称で、両眉の間にある上丹田、心臓の下にある中丹田、
ヘソ下3寸(約9cm)にある下丹田などがある。
上丹田は、鼎、泥丸(ニルヴァーナ(涅槃)の漢字の音訳)という。
下丹田は地、臍下丹田(せいかたんでん)、
気海丹田(きかいたんでん)などとも呼ばれ、単純に丹田と言った場合、
下丹田のことを指していうことが多い。
たぶん、東洋医学的には気の集まる処にあたるので、
男女に関係なく大切な場所になるのでしょうね。