Nicotto Town


速水猛のブログ アルカディア「Ἀρκαδία 」


提督と赤城さんの日々7


さて、速水提督と赤城は二人して、丘を下り、基地の中に入っていく(速水)(あと何日かしたら転勤だね、でもまた会えるから、さびしがらないでね、赤城さん)もうふたりが、恋人どうしであるという事が、よくわかる



(赤城)(二人でいるときは、速水さんと呼びます、勤務中以外ですけど)と二人は、ますます仲良くなっていく、


其れを基地の窓から覗いてる「吹雪」「あっ、提督が、赤城さんと、カップルで歩いてくる、二人はそんな仲になったんだ)と、少し驚いている「吹雪」


 そして、しばらく日にちがたち、天気の良い日のこと、試作戦闘機のテストの当日を迎える、「速水」「いよいよ、試作戦闘機のテストだ、これの飛行士は、俺しかいない、ほかの飛行士にさせて、その時に事故が起きたら、取り返しのつかぬことになる」


そして提督は、格納庫に向かうと整備士たちに、二式噴射推進戦闘機のテストをすることを伝え、飛行服に着替える


(速水)(この機体は我が国の最初のぺら無しで飛ぶ、奴だ、ほとんどの艤装は、ゼロ戦と同じだ、あと気をつけるのは、飛びたつときと下りる時だ)整備士たちと、共に機体の具合を調べている、そこに「赤城)尋ねてくる

(赤城)(提督、お気をつけて、試験飛行の成功を祈ります」


(速水)、「赤城さん、、、、ありがとう、じゃあ行ってくる)提督は操縦席に入ると風防を閉め、ツー11エンジンを始動させ始める、圧力が上がり始め、後ろのノズルから、青い炎が、噴き始める、


この噴射推進エンジンは、今のジェットとは違い、空気の圧縮に、ピストンエンジンを使うモータージェット である、そのエンジンとは、、ジェット噴射以外の動力(多くはレシプロエンジン)を利用して圧縮機を駆動するタイプの原初的なジェットエンジンであるそして、格納庫から出て、滑走路に行き、少し滑走をすると、離陸し、アクロバットをしながら、時速、750キロで飛び続ける、そして、戦闘機としての素質を調べていく、(速水)(ここまではいい、あれ、振動が出ている、降りられるか、それとも」


そして機体は、揺れでコントロールできなくなり、基地の近くに墜落する寸前である、その騒ぎを聞きつけた赤城は叫んだ、


(赤城)(提督、そんなの嫌です、速水さん無事でいて)と赤城は格納庫から駈け出して、そのまま、管制塔に入ると、上空の、速水の乗る機体に、必死にマイクで呼びかけ、誘導していく、さすがは空母の艦娘である。





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