記念日
- カテゴリ:小説/詩
- 2016/09/30 11:49:09
秋が段々と近づいてくる
長い髪を風になびかせ
引いては返るさざ波が
小さな砂を持って行く
人々が集う季節も終わり
砂浜に残る人もまばら
サンダルを波にぬらして
終わった夏を追いかける
一時ワインで乾杯しましょう
それで話を続けましょう
花と話題に包まれて
今日は結婚記念日
何時の事かは忘れたけれど
出会いがしらのあなたの表情は
とっても優しかったわね
そんな偶然が嬉しかった
何時の事かは忘れたけれど
差し出した傘の小ささに
二人肩を濡らしたね
そんな小さな事が嬉しかった
薬指の指輪の交換
もうあの日には帰れない
わずかないさかいが嘘になって
それが二人を変えて行った
一時ワインで始めましょう
たった一人きりのフレンチディナー
窓から見える夜景のきらめきが
指に残った愛を乗せて
どうでしょうか。出会いも記念日でもいいでしょうね。
私もそうしています。
またお会いできるといいですね。
結婚記念日は、5月なんだが…出会いは俺はいつだつけ?
お見合い結婚だから…初出会い日がそうなんだろうね!
私も飲みたい!!
彰さんはどんなワインがお好みですか?
私は辛口の白ワインがいいです^^