「再生しないとな」
- カテゴリ:30代以上
- 2016/10/03 16:29:38
かつて仕事でとてもお世話になった方はたくさんいらっしゃる。
特にお世話になり、お会いするたび学ばせていただける方々があるの。
その中のお一人とお会いした。
もう何年も年賀状だけだったのに、
先日突然メールが届いて、お誘いがあった。
小っちゃい講演会みたいな、座談会みたいな、勉強会みたいなのに参加。
十年以上お会いしていなかったので、仕事を離れてからのわたしを知らない。
長年の失礼を詫びたわ。
で、丁度、最近のその方の美術的文化的興味が漱石で、
その日の講演テーマが漱石だったこともあり、「実は…」と。
「知らんかったーーー!全然言わなかったよなー。
最初からそんなんだったのか。大変なのに全く気付かなかったなー。」
今までも特別お付き合いが続いていて、これからもお願いしたい人には、
一応、今は正直にお話しすることにした。
「そういうのは、これからは外に出したほうがいいぞ。」
そう、今やっと自分でも客観的に判断できるようになってきたから、
これからは、そうする。
研究に役立つなら、なんでもお話しできる。
講演も座談会も楽しかった。
元気に仕事していた頃が蘇って…。
知的好奇心と向上心が満たされる、あの感じ。
「まだまだこれからやれるんだから、再生しないとな。」
確かに、再生していく感じだった。
そして、その感じを(波があっても)持続しなくちゃ。
まさに、再生(ルネッサンス)の過程にあるのよ、わたし。
基本的に、自分勝手に脇道を楽しく堂々と歩く性分で…。
それが物理的にも精神的にも止められた状態がいけなかったのです。
今後は、自分らしくいられるように生きたいと思っています。
自分自身、その「まさか」にぶつかって、ああ魔の坂なんだなとそれなりに苦しみましたが、今があります。
めのめのさん、一歩一歩再生の坂を登って下さい^^。
きっと、新しい風景が見える高さまで登れます。