脳活日誌605号
- カテゴリ:日記
- 2016/10/13 12:50:39
間口の広げすぎを反省。
若い時からの癖で興味ある事柄に関心を持つのはいいが、ついつい間口を広げすぎて焦点を絞れなくなっている欠点がある。薄く広くということだが、この方法でも成果をあげられる人は記憶力のいい人に限る。繰り返し反復しないと覚えられない人間には、間口の広げ過ぎはどうもよくないようだ。これは私自身のことだから身に染みて反省する次第である。結局、何をやりたかったのだと反問すると何も成果が出てこないのである。専門がないということだ。この分野に関していえば、絶対の自信があるというものが出てこない。悔しさを覚える。
どこかで自分の能力を絞り込むことができなかったということになる。何か強く引き付けられるものを発見して、絞り込んでいく作業が出来なかったと言える。義理の弟は役所にいる時、仕事の関係から一級建築士の資格を取得したが、建築にものすごく興味があって資格を取ったということでもないらしい。資格を持てば、意欲さえあれば、仕事に応用できるはずなのに何故か、冷めた態度なのである。会話の折々に意識の根底にある要因を推理すれば、現行の法的基準に何か疑問を抱いているようなのである。その他、本人の気持ちを活性化させる仕事に出会えなかったことなのかもしれない。このように生活するに有用な資格を保持しながら、それを生かす仕事に遭遇しなければ、情熱を燃やせない人も多いのではないだろうか。難しい試験をパスして宝の持ち腐れかもしれないが、今の社会の仕組みは有能なスキルの開花を阻む何かがあるのではないだろうか。ペーパードライバーがいい例である。保育士もそうだ。薬剤師はどうだろうか。若い弁護士なんかは、仕事がなくて異業種でアルバイトをする人がいるとか。大学院の研究者はどうなのか。
恥ずかしいが、車の免許、9回受験で、合格で、もう、ルールが、ごちゃで、運転むり。
おはずかし。