米韓が空母参加の合同演習開始
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- 2016/10/13 17:58:17
【ソウル=峯岸博】米韓両軍は10日午前、韓国周辺海域で合同軍事演習を始めた。米海軍横須賀基地に配備されている米原子力空母「ロナルド・レーガン」を中心とする米海軍の空母打撃群や韓国軍のイージス艦「世宗大王」など米韓両軍合わせて艦艇約50隻のほか、P3哨戒機やFA18戦闘攻撃機などが参加。韓国西方の黄海や南部済州島沖、日本海に展開する予定だ。地上目標を精密打撃できるミサイルや特殊部隊も投入し、平壌の指揮系統や核施設、ミサイル基地をピンポイント攻撃する訓練も含まれる。
演習は15日まで。米韓同盟の軍事力と結束を誇示し、核・ミサイル開発に突きすすむ北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)体制による新たな軍事挑発を食い止める狙いがある。韓国海軍は「演習を通じて北朝鮮の挑発に対し強力に応戦する意志を示す」としている。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK10H0W_Q6A011C1000000/