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米駆逐艦にミサイル攻撃 フーシ地域から発射

 【ワシントン会川晴之】米国防総省は12日、中東イエメン沖の紅海を航行中の米ミサイル駆逐艦「メイソン」がミサイル攻撃を受けたと発表した。クック報道官の声明によると、イエメンのイスラム教シーア派武装組織フーシなどが実効支配する地域から発射された。これに対し、米軍は、フーシ支配地域の海岸沿いにある3カ所のレーダー施設をミサイルで攻撃した。米軍のフーシ支配地域への直接の武力行使は初めて。
国防総省によると、攻撃はオバマ大統領が許可。レーダー施設は破壊されたとみられるという。
クック氏は声明で「適切な時期に適切な方法でこの脅威に対応する」と指摘し、報復を示唆していた。声明によると、メイソンに対しては9日もミサイル2発が発射されており、攻撃は4日間で2回目。いずれもミサイルが海中に落下したため駆逐艦に被害はなかった。AP通信は、中国で開発された「シルクワーム」ミサイルで、イランから供与された可能性が高いとの見方を報じた。
イエメンでは2014年夏から、フーシを中心とする反政府勢力とスンニ派のハディ政権との内戦が激化。サウジアラビアを中心とする連合軍がハディ政権を支援する一方、サウジと敵対関係にあるイランがフーシを支持している。
米国は連合軍の航空機に空中給油などの後方支援を実施している。8日の空爆を受けて米国家安全保障会議(NSC)報道官は「連合軍に対する支援の再検討に着手した」と、支援見直しの可能性に言及していたが、相次ぐ米艦への攻撃で状況が一変する可能性もある。

http://mainichi.jp/articles/20161013/k00/00e/030/211000c

 

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