国連で中国局長「THAAD」の韓国配備中止求める
- カテゴリ:ニュース
- 2016/10/13 18:31:19
中国外務省軍縮局の王群局長は10日、ニューヨークの国連本部で開かれた国連総会第1委員会(軍縮)で演説し、米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備計画の即時中止を求めた。
王氏は「THAADが配備されれば中国を含む関係国の安全保障上の利益が著しく損なわれる」と指摘。北朝鮮の核開発問題に関しては、対話を通じて解決することが重要との立場を改めて強調した。
今年の第1委で焦点となっている核兵器禁止条約制定に向けた動きに関しては、直接言及を避けつつ「核軍縮は世界的な戦略的安定や安全保障の維持を基本とし、段階的に追求すべきだ」と述べ、慎重な見方を示した。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/161011/wor1610110008-n1.html