ブランコ
- カテゴリ:小説/詩
- 2016/10/14 10:20:51
真っ暗な空を見上げる
月は雲に浮かびあがり
かすかに顔をのぞかせて
その光は届かない
私の愛のように
公園のブランコ
動かす気分にもなれず
そっと腰かけるだけ
涙なんか流さない
そんなはずじゃなかったのに
部屋の鍵をそっと手のひらに載せて
チリンと鳴らしてみても
もうなくなった愛が一つ
その音に包まれて
すべてを失ってしまった
行き先を失った愛は
一体どこへ行くのだろう
かなしみと言う湖に
転げ落ちると言うのか
それさえもわからない
あなたとの二年半
幸せの日々に
黒い影なんか見えなかった
あなたは感じていたのだろうか
きっと不安だったろう
段々と別れが近ずいて
あなたはほかに愛を求めて
飛び去る準備をしていた
わからい私はどうなるの
あなただけを愛していたのに
チリンとなる鍵は
私の部屋の鍵
もし出来たなら
あなたに殴りつけたかった
あなたの部屋の鍵を
なにもなくなったブランコで
あなたへの涙だけが揺れている
もう泣きたくなかったのに
心だけが揺れていて
さようならが言えない
今日は、朝の通勤(雨具装備です)で転倒しないように運転に疲れる
めつきり寒くなりましたね?
つい最近(11日ですが・・)喉が痛くてちようど通常の薬をもらうついでに風薬ももらいました。
保険が効く間は大いに助かります。(自己負担3割ですからね)
やはり市販の薬は、それなりに効目が弱い気がします。(総合風邪薬など)