提督と赤城さんの日々8
- カテゴリ:自作小説
- 2016/10/28 19:13:33
さて、提督は必死に、戦闘機を操り、不時着へと基地の滑走路を目指す、(速水)(飛んでくれ、もう少し,俺は、赤城のもとに帰りたい)機体は、不安定ながら、降りて行こうとする
(赤城)(速水さん、お願い、あきらめないで、あなたがいないと、生きていても、何も希望はない」
赤城の悲痛な声が、マイクから聞こえる、管制塔にいた(千代田」は、すぐに、機体の滑走路を確保するために、もう一つのマイクで、叫ぶ
(千代田」(提督の乗る機体を、不時着させますから、すぐさま滑走路を、完全に開けて、防護柵を広げてください、着艦フックを引っかける、静止策展開してください、)と整備士たちに声をかけていく、
(整備士たち)(提督の戦闘機が降りたら、消火と、救出だぞ、総員作業かかれ」
不時着のための、準備が整う、そして、皆の眼の前に提督の乗る戦闘機が見えてくる、エンジンはまだ回っている、
そして、少しずつだが、高度を下げながら、降りてくる、そして、着艦フックを引っかけながら、滑走路を、滑って行くが
、脚が折れ、転覆しそこで停止する、(整備士たち)(火が回る前に、提督を、操縦席から、助け出せ」風防をこじ開け、整備たちが提督を、引きずりだして,機体に消火剤を掛ける
(赤城)(どうにか、速水さんは、無事かしら、とにかく、佐渡軍医先生を連れてこないと、)とその場から駆け出すと医務室の佐渡軍医先生を引っ張り出しその手を引きずり、ものすごい勢いで、走っていく
(佐渡軍医先生)(こらー赤城、そんなに急いでも、わしがいかんことには、何にもならんぞ」
(赤城)(速水さんの体を見てください、私の大切な恋人なんです」
(佐渡軍医先生)(お前たち、もうそいう仲なのか、わからんでもない」
二人は走っていく
(佐渡軍医先生)はこの基地の、軍医であるが、藪という評判もある時がある