相棒 season15 感想文
- カテゴリ:テレビ
- 2016/11/03 16:46:02
相棒 season15 第4話「出来心」
テレビ朝日 水曜夜9時~
▼風間杜夫接待回
今回の話は実に平易で、妙なこだわりを持つ小悪党vs殺人鬼といった感じでした。
話の筋は序盤に簡単に読めてしまい、ミステリーというよりも、キャラクターを楽しむ話になっていましたね。
これというのも、もはや大御所である風間杜夫を迎えた接待回だったからだと思います。
高視聴率を誇る相棒ですが、実はそれぞれの回を見てみると、ゲストはさほど豪華ではありません。
それでも高視聴率が取れているのだからすごいと言えばすごいのですが、
たまに大御所と呼ばれるようなゲストを迎える回があります。
記憶に残っているのは、三田佳子とか研ナオコとか渡哲也とかですね。
渡は2回ほど出てきた記憶があります。
そういう回は、その人を中心に作られるため、ストーリーは二の次になりやすいのですw
その分、ゲストを活かすようなキャラクター作りをしている場合が多いですね。
今回の風間演じる詐欺師の平井もなかなかのキャラクターだったと思います。
キリスト教の牧師を名乗り、人生相談を受け付けながら、美人局などで小銭を稼ぐ小悪党だけど、
振り込め詐欺のような老人からふんだくるようなマネはしないという。
どう違うのか善良な私にはよくわかりませんがw
そして、助けなければ自分たちの悪事が暴露されることはなかったのに、
ついひったくりに合った老婆を助けるため、犯人を突き飛ばしてしまう。
こういう詐欺師を、憎めないヤツと言いますね。
風間は元々クセのある主人公を演じることが多く、こういう感じが彼の内から出てくるイメージなのでしょう。
▼青木www
当初から登場していたレギュラーがかなり減ってしまい、
杉下の元妻で花の里の前女将なんてお縄になってしまってもう完全に出演の可能性がないですが、
その代わり青木が毎回のように登場しています。
ただ性格がアレなんで、あまり視聴者ウケはよくないと思いますw
今回も何故か冠城に紹介された青空らくだの会に足を運び、散々女性とつきあう気はない、
メリットが感じられないなど、意識高い系の青木らしい一節を語るも、
結局女詐欺師の色香に惑わされしまいましたw このシーン一番笑えたわw
杉下と冠城のことを恨んでいて、部屋に貼ってある写真にピンを刺したりしてましたよね。
それなのに彼らに毎日のように絡んでいるのは何故なんでしょうね。
いつか復讐してやろうと、虎視眈々と狙っているのでしょうか。
今回の脚本担当は「ゲゲゲの女房」や「八重の桜」を書いた山本むつみ氏。
経歴を見ると時代劇を多く手がけており、ミステリーや警察物は相棒でしか書いていない様子。
それでも最近の若い脚本家たちと比べるとネームバリューはある方なので、
ミステリーとしてのストーリーより人間ドラマを描いてほしいという
スタッフサイドの意図が見え隠れしますな。
青木はああいう性格ですが、演じている浅利陽介はまだギリ20代ですが
子役上がりのベテランで演技力もしっかりしていて、
そのへんが御大に気に入られたのかなと思います。
> 来希蔵さま
いやいや、風間確かに老けましたがまだまだおじいちゃんという感じではないですよ。
孫のいる世代を演じることは増えたと思いますが、老け役というわけではなさそう。
キーボードは…。1つずつ押していって、どのキー押されたのか確認するしかないですね(;´Д`)
風間杜夫懐かし~~なあ
ここ最近では邦画の方にもほとんど出てきませんから見てませんにゃ
すっかりおじいちゃんなってしまったんやろねえ
てか、にゃ~のやつまたキーボードの上スタスタ行きおった!!
で、しらんLEDつけていきおったw
うち、はじめて点灯するとこ見たわww
消し方わからんって(;゚Д゚)エエー
何処か憎めませんね。
何か、やはり、彼の為に作られた話。
牧師役も妙に胡散臭くて、それでいて、似合ってました。
誉め言葉になっているかな(苦笑)
青木・・・これ、微妙ですけど、まあ、視聴者ウケは少ないでしょう。
色香に惑わされる場面は、私も笑いましたゞ