石川五右衛門 感想文
- カテゴリ：テレビ
- 2016/11/05 16:53:44
石川五右衛門 第４話
テレビ東京 金曜夜８時～
▼小雀メイン回
今回は堅田の小雀が理系男子の草侍と恋をしてしまう、小雀メイン回でした。
連ドラの常識として、レギュラーとゲストの恋は結ばれないという不文律がありまして、
きっとこの恋もうまくいかないんだろうなぁと思って見ていたら、
何と両思いになり、草侍は後先考えず小雀にプロポーズ。
しかも、親の仇を討てたら結婚しようという、見事なフラグ立て。
草侍死んじゃうの！？と思いましたが、さすがにそれはありませんでしたね。
最後、小雀が草侍と旅に出ようとしていて、まさか小雀のレギュラーもこれまでか、と思いきや、
なんかよくわからない理由で結局元の鞘に収まりました。
皆、しっかり理由を言わないのね。でも心の動きはすごくよくわかる。
ちょっとここのシーンはよかったなと思いました。
小雀が道場に戻ってきた時、私と五右衛門のため息がシンクロしましたよｗ
行きゃあ幸せになれるのに、このバカ戻ってきやがったよ。ってね。
▼豪華なゲスト
草侍に山本裕典、天目茶碗を持つ大名に片岡愛之助、その家老に本田博太郎、
草侍の仇に池内万作という、男ばっかりでしたが今回はなかなかゲスト陣が豪華でしたね。
前回から出てきた五右衛門のライバル的な剣豪を演じる棚橋も出演。
どうやら彼はレギュラー化するようですね。
▼ストーリー
ただ残念ながら、ちょっと今回のストーリーはイマイチでした。
小雀の恋のところはよかったのですが、その他の部分が少しとっちらかったイメージ。
草侍・山中とその仇・本庄の関係、天目茶碗を持つ大名・深田とその家老・大木との関係、
本庄と光成の関係、そして小雀の恋と、いろいろな要素が交じり合っていて、
複雑というより、単なる雑な感じがしました。もう少し捻ってほしかった。
個人的には、本庄と光成の関係を少し掘り下げた方が面白かったように思います。
光成はなぜ本庄に深田家を内偵させ、大木の陰謀を知りながら放置しろと言ったのか。
後の態度から、光成は深田家を取り潰したかったのでしょうが、それは何故なのか。
それと、今回五右衛門一家は何も盗んでないんですよねｗ
最初のシーンでは失敗してしまったし、天目茶碗も盗んだけど穴開けて返したし。
それでは、折角のいい小道具を活かし切れていたとは言いづらい。
何故五右衛門はあそこで深田の首を絞めかねないようなマネをしたのか。
茶々が取り成さなければ、危うく深田家はお取り潰しですよ。
しかも五右衛門は何も得をしていないｗ
やはり泥棒一家なのですから、毎回何かしら盗んで欲しいものですね。
久々にコウモリ型のカイトが見れたのはよかったですがｗ
