トランプ大統領選出!
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- 2016/11/10 07:15:45
昨日は、午後からテレビにくぎ付けでした。
「アメリカ大統領選挙」開票速報です。
合わせて、日経平均株価がダダ崩れになり、
どこもここも、大どんでん返しに右往左往していました。
これは「歴史の転換点」になるかもしれません。
いろんな意味で。
わたしが個人的に、一番関心があるのは「移民問題」です。
もちろん日米関係や、TPPも、
明日は我が身(日本人として)に降りかかる懸案ですが、
「移民問題」は、わたしとアメリカとのつながりの根幹です。
わたしが、アメリカに移民として、移住した経緯があるからです。
アメリカには、ESLといって、
「母国語を英語以外とする人のための語学研修コース」があります。
18歳以上の外国人であれば、
(試験を経て)能力別の語学教育を、アメリカの高等教育のレベルで受けられます。
もちろん、教科書代以外の授業料は、すべて無料の公立教育です。
わたしが受講したレベルは、
法律、医療、経済、国際情勢をすべて英語で学習するというもので、
日本の教育と大きく違うのは、
立ち位置が「AMERICA」という点です。
アメリカの法律、医療(医学用語、医療システム等)、
経済では、銀行取引、小切手の切り方からモーゲージ、証券…
最終的には、グリーンカード(市民権)の獲得まで目指します。
わたしは、グリーンカードは必要なかったので、その手前で終了しましたが、
もっとも、ビザが発給されていたので、
10年間はアメリカに住め、その後10年の延長が認められるビザでしたから、
グリーンカードは必要なしと考えたためです。
わたしがESLを通して、学んだことは、その後の人生を左右するモノでした。
ここで、いくら言葉を尽くして言ってみても、
どれも足らず、かえってジレンマだけが残るでしょう。
ESLの4年間は、わたしを根底から覆して、再構築してくれたのです。
たいへんありがたいことに、すべて無料で!
このESLのシステムには、かねてよりアメリカ国民の不満が溜まっていました。
確かに、そうでしょう。
アメリカ国民が、低学歴でアウトローに身を沈め、社会問題になるのに、
なぜ、移民にそんな教育を受けさせなければならないのか!
それも、アメリカ人の税金で!
通学途中で、幾度となく、罵声を浴びせられたこともあります。
もっともだと思いました。
ESLが、存在する意義は「アメリカンドリーム」の実現にあるからです。
自由の国!努力が報われる国!成功する可能性に溢れた国!
それら、アメリカンドリームの実現に、言語教育はもちろん高等教育を、
移民に与えるのが、アメリカの懐の深さだったのでしょう。
だけど、現実の、現代のアメリカは構造的な貧富の差や、
医療保険問題、老人の貧困、失業率の高さがあり、
懐が苦しい状況を、アメリカンドリームで、
隠せなくなってきているのでしょう。
わたしがアメリカに住んでいた頃から、
ESL教育システムの廃止は、けっこう騒がれていましたから、
トランプ新大統領の政策は、そちらに加速するかもしれません。
そうだなあ、
わたしは、アメリカに借りがあるんだなあ。
ああ。
愛国心に似たものも、教えられたのかもしれない。
アメリカって、そういう国なんですね。
いえ、素直にいい意味で言ってます。
今でも、ESL教育システムには感謝しています。
写真、あったかなあ。
さがしてみよっと。
あった!あった!
最後の写真が、わたしです。
http://nannsetogg.naturum.ne.jp/
カルフォルニアCAとかテキサスTXは知ってたけど・・・
と言うのは、アリゾナとウィスコンシンの集計結果がまだ不確定要素があるそうです。
そして12月の選挙人投票いかんで引き分けになる可能性が大きいそうです。
アラモアナですれ違っていたかもですね~(笑)
カピオラニパークにもいませんでした?
自分に不利になったら簡単に破ってくると思う。
そしてそれを恥ずかしいことだとは少しも思わない。
「実業家」だもの。
芥川さんの「蜘蛛の糸」は、万国共通なのでしょう。
スーパーで牛乳を買うとき、うちは2日で1本くらい消費するので、
別に手前の4日くらいで切れるのを買ってもいいのに、
奥の方の一番消費期限の長いのを買ってしまう。
そんなことの積み重ねで、もしかしたらそれでお店の方は儲けが少なくなって、
その分、広告の品をちょっと高くするかもしれない。
積み重ねが過ぎると、そのお店が潰れるかもしれない。
ツケが自分に回ってくるんですよね。
だったのですが、わかりました。彼らは隣の芝生ばかり見ているのです。
そして自分の享受できる恩恵を知らない、知る能力がないんです。
だから目先のニンジンに飛びつくし、すぐ騙されるし、パニックに陥るんです。
スティーブン・キングがツイッターをしばらく休止するとして最後のメッセージをあげました。
「昔から骨董品店でよく言われることですが、
壊したものはお客様のものです」
うん。壊したら金払えよ。
当時現アメリカと同じ反発があったようです。
なにかきっかけがあると落ちやすいのですよ、このシーズン。
ある意味、バーゲンの時期。これは何度も痛い思いをして
「これは本当だな」と確信している株のセオリーで(笑)
秘書たちにも「株をやるなら秋に暴落があってから、そこで拾いなさい」といってます.
言った本人はなかなかできないのですが、今回はワラントで下がるほう(プット)を少しやって
置いたので、昨日売って利確できてヤレヤレでした。まだしばらく市場は乱高下するかもしれないですねー(^_^;)