相棒 season15 感想文
- カテゴリ：テレビ
- 2016/11/10 16:33:50
相棒 season15 第５話「ブルーピカソ」
テレビ朝日 水曜夜９時～
▼最初からネタバレご注意！
今回のメインは、贋作にすりかえられていたと思われたブルーピカソが、
実は最初から贋作が１つあるだけで、鋲を取り替えただけだった、という部分でしたね。
これは見事なトリックだと思いました。
ただ、それを取り巻く人間関係やその後に起きた殺人事件がちょっと荒らっぽかったですね。
一番荒らっぽいなと思ったのは、ブルーピカソを遺品から発見し(本当は嘘でしたが）、
その後画家の三上を殺したあの人。名前忘れましたｗ
あの人って、タロットのコースター使ってる店のマスターでしたっけ？
マスターとは別人？
そのへんちょっとバタバタして見逃しててよくわかんなかったのですが、それは私が悪いね、うん。
でも、殺人犯を意外な人物にしたくて、偽ブルーピカソの元の持ち主のことについては、
ドラマ内でほとんど語られていなかったような気がします。
たまに意外性を狙いすぎて、犯人がわかっても、こいつ誰？的なミステリードラマあるんですよね。
それじゃ逆効果ですよ。せめてもう少し印象を残してほしかったです。
それと、殺人事件に関しては別に必要なかった気もするんです。
贋作のトリックが素晴らしかったので、現在新たに出てきたブルーピカソの真贋に重点を置いた方がよかったような。
まぁ、殺人起きないと杉下たちがなかなか絡めないから、仕方なかったのかな。
でも殺人起きなかったけど、ピカソの贋作事件に杉下たちが絡んで、
８年前の事件の真相を暴く…というのも面白そうじゃないですか。
そのへんは脚本家の腕ですよね。
▼スニッファーならすぐ解決できた?
奇しくも、先週放映されたスニッファーと同じ、絵画ネタでした。
華岡ならすぐ、発見されたブルーピカソが贋作で、すりかえられたのは鋲だけというのを、
見抜いて、いや嗅ぎ抜いてしまうでしょうねｗ
このスニッファーを見たからこそ、疑問に思ったのは、
最初にブルーピカソが発見された時、画商はその絵を鑑定しなかったのかということ。
複数の専門家に鑑定してもらえば、恐らく贋作であるのはわかったはずです。
つい最近描かれた絵と経年劣化した絵の差は、プロが見ればすぐわかりそうなものなのですけどねぇ。
鑑定してもらう前にすりかえられてしまったのでしょうか。
しかし鑑定してもらう前に本物だと思い込んでしまったのは何故なのか。
そのへんがちょっとよくわかりませんでした。
基本のトリックは面白かったので、もう少し練りこんで、余計な殺人事件をなくせば、
もっと見応えがある回になっていたのではないかと思います。
毎回上から目線で申し訳ないところですがｗ
> ニャンデイさま
堀内正美は意外とちょこちょこ見るので、すぐにわかったんですが、
私も森尾由美の方がなかなか思い出せずｗ
有森也美じゃないよなとか思いつつ。
てか森尾ももう５０歳なんですね。
最近の５０歳は５０歳に見えないですよねぇ。
画家は確かにおかしかったですが、あの状態だといつ自殺してもおかしくない感じだったので、
作品の価値を上げるためにも自殺に見せかけて殺すとかしたほうが、
事件的には面白かったような気がします。
殺人なくてもよかったですが、あるならもうちょっと巧妙な事件であってほしかったなと思いました。
> 来希蔵さま
死んですぐとかも、死ぬ直前の作品なら古びてないですから、
ニオイでは贋作かどうかわからないかもしれませんね。
プロの鑑定家が見ると、タッチや色使い、デッサン力などの画風からも
贋作かどうかわかるようですから、ニオイだけでは心もとないということですなぁ。
なんや、今日は一段と寒くて冬っぽいです～
え！贋作絡みの事件
華岡だったら一発解決やな～思って読んでたら、
しっかりとぞぬこさんもカキコしてありましたにゃ～(笑)
臭いで贋作を見抜く設定ってはじめてやろし、
生きている間wwは、こういう設定のお話しって出てこないんやなかろかなあ
ま～そんだけインパクトあったってことやなあ
役者も悪くなかったし。
堀内正美、少し年を重ねましたね。
森尾由美が、初め、分からなくて・・えって。
すり替えたのが鋲だけってのも、一つの手ですね。
ヒントは絵の中にも隠されていて、描いた画家三上の叫びみたいな物が、少し
切ないです。
この人は、誰かが手を下さなくても、自ら滅んでしまうような気もしますが。
相当、壊れてましたからね。
スニッファーなら、即解決になる話。
さもありなん(苦笑)