Nicotto Town


つぶやきrnao


秋のなごみの音楽を〜♪( ´θ`)ノダバダバだ



リラックスしたいときに、、聴きたい音楽、、



ボサ、、ですなぁ〜

深まる秋、、大人の恋、、男と女

以下転載

http://zip2000.server-shared.com/homme-femme.htm

「男と女 un homme et une femme」 1966年

- クロード・ルルーシュ Claude Lelouch-

<永遠の輝きを放つ作品>
 1960年代に生まれた作品でありながら、未だにその輝きを失わない数少ない作品の一つです。もちろん、この作品がもつ「永遠の輝き」には理由があります。その最大の理由は、この映画が人類にとっての不変のテーマ、「スピード、音楽、そして恋」についての見事なプロモーション・フィルムとなっているからなのです。
 今やMTVやコマーシャル・フィルム畑出身の映画監督は、映画界の主流を形成するほどになっていますが、この映画の監督クロード・ルルーシュは、そんなプロモーション・フィルム出身の映画監督の先駆けでした。初めは記録映画などを撮っていた彼は、フランスの自動車会社シムカ社のプロモーション作品"Elle Conduit"を制作し、世界各地の映画祭で数々の賞をとりました。彼独特のMTV感覚の映像はこうした中から生まれたようです。その後1968年に彼が監督したスポーツ記録映画の歴史的名作「白い恋人たち」もまたオリンピックのプロモーション映画だったと言えるでしょう。
 こうした普遍的なテーマをわかりやすい映像で描いたことで、「男と女」はフランス映画としては珍しくアメリカでもヒットしています。



<スピードへのこだわり>
 この映画には、二つのヨーロッパを代表する自動車レースが登場します。一つはル・マン24時間耐久レース。ジャン・ルイ・トランティニャン演じる主人公は、レース用の車で試験走行をするのですが、そのフォードのプロト・タイプ車は、なんと本番で連勝を続けていたフェラーリを抑えて優勝してしまいました。トランティニャンは、まさにル・マンの優勝車に乗っていたことになるのです。それ以外でもル・マンのシーンには本物の実況が使用され、ドキュメンタリー・フィルムのような臨場感をもたらすことに成功しています。
 監督のレースへのこだわりは、これだけではありません。もうひとつのレース、モンテカルロ・ラリーのシーンでは、実際にトランティニャンが運転し、助手席に監督自らが乗り込みレース全行程に参加したというのです。
 当然レースのシーンはその時にルルーシュ監督自らがカメラを回して撮影したものを使用しているわけです。スピードを競うレースのもつ臨場感を撮すのに、これ以上の方法はないでしょう。


<ボサ・ノヴァ讃歌>
 この映画のテーマ曲「男と女のテーマ」によって、作曲家のフランシス・レイは一躍世界的な映画音楽作家の仲間入りを果たしました。しかし、この映画の音楽が素晴らしいのには、もうひとりピエール・バルー、彼が大きな貢献を果たしていることを忘れるわけにはゆきません。
 特に、ブラジル音楽が好きな人なら、この映画の挿入歌「ボサ・ノヴァ・サラヴァ(ボサ・ノヴァ万歳!)」を一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。この歌は、ブラジル音楽界の巨匠バーデン・パウエルとヴィニシウス・ジ・モライスのコンビに歌い手でもあるピエール・バルーが加わって作られました。ボサ・ノヴァのヒーロー、ヒロインの名前が次々に登場する歌詞だけでも、ボサ・ノヴァ好きには答えられない楽しさです。この映画は、当時世界中で大ブームとなっていたボサ・ノヴァという新しい音楽のプロモーション・フィルムでもあったわけです。
 ヒロインの死んだ夫役を演じたピエール・バルーの存在感がまた実に魅力的です。明るくて、歌の上手い素敵な男は、主人公より絶対に魅力的です!ヒロイン(アムーク・エーメ)が亡き夫への思いを断ち切れないのもうなずけます。(なんとこの映画の完成後、二人は本当に結婚してします!)



<これぞ美しき人>
 もちろん、この映画最大の売りは、「大人の愛の物語」にあります。話しの内容はある意味、よくある「バツイチ恋愛もの」なのですが、それを美しい映像で語ることによって、実に見事なラブ・ストーリーに仕上げています。
 この映画はどこを切っても美しいシーンのオン・パレードなのですが、そこに映し出されている二人の主人公の魅力なしには、そうはならなかったでしょう。寡黙で影のある男を演じさせたらフランス一の俳優、ジャン・ルイ・トランティニャンは、まさにはまり役です。
 しかし、ヒロインを演じるアヌーク・エーメの美しさの魅力は群をぬいています。彼女はこの映画でゴールデン・グローブの主演女優賞も受賞しており、その魅力が単なる美貌だけでないことも証明しています。
「瞳の美しい女性は数多いが、瞳を閉じても美しい女性は、そうはいない」

<フランシス・レイ>
 あまりに有名なこの映画のテーマ曲をつくった映画音楽界の大御所フランシス・レイ Francis Lai もまた監督のルルーシュ同様、この映画まではほとんど無名に近い存在でした。


<斬新な映画手法>
 そんな若いスタッフだったからこそできたこの作品独自の手法があります。それはこの映画の場合、先にフランシス・レイが音楽を作り、それにルルーシュがフィルムを編集して合わせるという珍しい手法がとられていたのです。だからこそ、この映画には現在のMTVに見られるような映像と音楽の一体感が存在するわけなのです。
 新人ばかりが集まって作られたからこそ、こうした時代を越える作品が生まれたのでしょう。
 少ないスタッフで短い時間で撮影を行うというのも、お金がなかった彼ならではのスタイルでした。

「この映画を私は3週間で撮った。しかも6人ぐらいのスタッフでだ。私はいつも、できるだけ早く映画を撮ることに努めている。どんなに遅くても四週間以内で撮る。実は私は一本の映画を一日で撮ってしまいたい。だがそのためには技術的な完成が必要だ。それはまだ秘密である」


<あらすじ>
 映画のスタントマンだった夫(ピエール・バルー)を事故で亡くしたアンヌ(アヌーク・エーメ)は、娘の寄宿学校への送り迎えでカーレーサーのジャン(ジャン・ルイ・トランティニャン)と出会いお互いに好意を持つようになりました。
 しかし、ジャンはかつてルマン24時間耐久レースで瀕死を重症をおった際、妻がそのショックで自殺するという経験をしており、そのショックからぬけられずにいました。ジャンがモンテカルロ・ラリーに出場した際、アンヌもまた同じような強烈な不安感に襲われてしまい、二人の関係に危機が訪れます。ジャンはアンヌの愛をもう一度つかむため、彼女の元へ車を飛ばします。二人の愛の行先は・・・。

ホテルのレストランでの会話
ギャルソン「ほかにご注文は?」
ジャン「いや」
アンヌ「何か注文しないと悪いみたい」
ジャン
「喜ばせよう ギャルソン!」
ギャルソンに向かって
「部屋を注文する」





https://www.youtube.com/watch?v=3UYTLIdjSyc







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2016/11/12 22:10
来月なっぽこの町に 小野リサさんがいらっしゃいまーすヽ(〃^・^〃)ノ

 聞いてくるね ボサノヴァ♪
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2016/11/12 09:10
ワシもボサノヴァだな~。
ある程度の年齢になるとボサノヴァとかジャズとかが好きになるのは不思議。
子供の頃、ジャズ聴いてる親父が不思議だったけど、今自分もちゃんとそうなってる。
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2016/11/11 23:42
実はちゃんと見た事ない映画の一つです。。。(・_・。)ルルルさんの名解説?で
滅茶観たくなってきた~(((o(*゚▽゚*)o)))

アヌーク・エーメはホント!大人のいい女だよね~v(*'-^*)ゞ・'
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2016/11/11 21:54
先週だったかラジヲで大橋巨泉の録音が流れてましたね。私はあんまし・・・なんですがw



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