スニッファー 嗅覚捜査官 感想文
- カテゴリ:テレビ
- 2016/11/13 16:24:52
スニッファー 嗅覚捜査官 第4回
NHK 土曜夜10時~
▼新興宗教団体
今回の舞台は新興宗教団体。
黒木演じる徳大寺という女性が教祖の、仏教系?の宗教でした。
略肩衣をしていたので、恐らく仏教系だと思うのですが。
あの、マフラーのように首にかけて体の前に垂らしてるやつですね。
このへんの浄土真宗では、お葬式や法事の時、あれを使います。
私は元々浄土真宗ではないので持ってませんが。
日本が舞台ということで、仏教系にしたのでしょうが、原版ではどんな宗教だったのでしょうかね。
そもそも宗教だったのか、ちょっと気になりました。
▼嗅覚が優れているとつらい…
事件現場のゴミ置き場でニオイを嗅ごうとした華岡が、あわや倒れそうになりましたw
すごくよくわかるw
嗅覚が優れてると、臭いニオイも人一倍感じられるので、強烈な臭いニオイを嗅いでしまうと、
吐きそうになったり、意識が遠のきかけたりするんですよね…。
私も経験があります。
ほんとに、嗅覚が優れていて、日常生活でいいことなんかないのです。
▼以下ネタバレご注意!
今回は倒叙ではなく、犯人がわからない展開でした。
といっても普通のミステリーのように読者や視聴者にヒントが出て推理できるというものではなく、
ただ華岡の嗅覚だけが頼りという、このドラマ独自の展開ですねw
華岡が10年前の事件の時に嗅いだニオイだけど、その正体がわからないニオイ。
結局南の島国にだけ自生する花の香りだったわけですが、なぜそれとわかったんでしょうかね。
そして、なぜ最初嗅いだ時にその花の香りだとわからなかったのでしょうか。
そこがちょっとよくわかりませんでした。
▼幹部がちょろい
生き残った幹部の中で、徳大寺と華岡が今回の連続殺人犯だと決め付けた幹部たちが、
2人を拉致し殺そうとしましたが、その時華岡が言ったことを拉致した犯人たちが真に受けて、
真犯人を割り出すことができたため、華岡たちは殺されずにすみました。
しかし幹部たちが、なし崩し的に華岡の嗅覚を信じたのがちょっと胡散臭かったですw
例えば、梶原善演じるNo.4の幹部が、徳大寺が連れて来た華岡の言うことなど信じられない、
自分たちを騙すために適当なことを言っているだけだ、などと難癖をつけたら、
あの場は切り抜けられなかったと思います。
▼犯人の動機
最初に殺された女性幹部は、殺される動機がたっぷりありましたが、
2人目、3人目ってなぜ殺されたんでしたっけ。
女性幹部が色仕掛けでそいつらとつるんで次期教祖の座を狙ったから、嫉妬で殺したんでしたっけ?
バレる危険性を冒しながら殺人を続けていくには、少し動機が弱い気がしますね。
例えば最初の殺人以降、快楽殺人症になってしまったとか、他の幹部にたきつけられて利用されたなどの、
もう少し納得できる捻りがあってもよかったかもしれません。
ドラマのシーズン1の最初のエピソードも新興宗教絡みの「母之泉」でしたね。
ストーリーも、主人公たちが団体の本拠地に乗り込み
騒動を繰り広げるというところは、とてもよく似ていました。
あのシリーズも、コメディが主体でしたが、
常に「人の心を癒すインチキは是か否か?」が問われていたように思います。
スニッファーは正味40分ちょいに話を詰め込みすぎてる感があり、
心情的にあまり膨らませることができていないように思いますねぇ。
阪急電鉄、機会があったら見てみたいと思いますが、
映画をじっくり腰を落ち着けて見るのはちょっとつらいかなぁ。
本当に15分なんてことはないでしょうしねw
宮本信子のおばあちゃん役ってほんま良いんや~
いまならPCで阪急電鉄 片道15分の奇跡
GAYOで無料で見れる思います。
宮本信子のおばあちゃん役是非見てくださいな。
涙もろくなってるぞぬこさんの流線を、刺激するかもしれませんがにゃ^^
ドラマでこの手の宗教団体見ると
なぜか劇場版TRICKの片平なぎさ教団思い出すんや~
なんとかゆーとぴあ教団だったっけ?
『よろしくネ』が決めポーズの教団やったなあww
今回は阿部寛出てるしなあ~
個人的にメッチャツボってましたあwww