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猫脚なblog


キジトラ子にゃんこ兄妹との1ヶ月に思う

ニコットおみくじ(2016-12-17の運勢)

おみくじ

 

雨降りで見られなかったスーパームーンの日の翌朝、自転車での通勤途中、
川べりの桜の木で鳴き続けている子猫がいて、その子は白と黒のハチワレ猫でした。

水鳥ではなく猫の鳴き声だと気づいた最初は草むらで鳴いているのかと思い、
霜で覆われていない部分の草むらをキョロキョロ探すも見当たらず、どこにいるのだろうと
鳴き真似をしながら探して、通り過ぎた桜の枝で鳴いているのをようやく発見。

びしょ濡れですっかりおびえきっていて、こちらに向かって鳴き続けていました。

子猫が暮らしていけるような住宅街からは離れた場所で、毎日の通勤コースであるのに、
野良猫の類にはまったく出会ったことのない地域です。

過去に一度見かけたのは、湿地帯の茂みの中でじゃれ合って遊んでいたイタチ兄弟2匹。

鳴き続けている子猫を救出してあげようにも湿地帯の上の方の枝にいて、
いくら猫なで声で声を掛けてもこちらに降りてこようとする気配は微塵もなく、大の大人が
木に登って行ったら枝が折れてしまうかもだし、子猫がびっくりして湿地帯に飛び降りて
川に落ちてしまうかもだし、用心深く時間をかけていたら自分も仕事に遅れてしまうかもだし、
遅刻も別段仕方ないかなぁとは思いつつ、後ろ髪引かれる思いのまま、諦めて職場に
向かってしまったのでした。

その日は会社のお給料関係の締日だったもので、仕事に忙殺され、帰路につき、
桜並木の手前の田園地帯を走っていた時に、朝と同じような場所にあの子猫がいたら、
どんな手段を使ってでも家に連れて帰ろうと決めていました。

この寒空の下では子猫(推定で生後2ヶ月半くらい)はとても生きていけないと思ったのです。

子猫の鳴き声を聞いた草むら近くに差し掛かった時に、また鳴き真似をしつつ
自転車でゆっくり走っていると、なんと、返事が返ってくるではないですかΣ(・ω・ノ)ノ!

朝の子猫がまだいたのだろうかと桜の枝を見上げると、そこには朝いた子猫とは
全然違うキジトラの子猫が2匹いて、しかも今度は一番手前の低い枝の上で
鳴いていました。

そして、なんとなんと、朝いたハチワレ猫よりも更にひと回り小さい子たち。

朝の子は無事に誰かに救出してもらえたのか、もう少し寒さを凌げる場所に移動した
のか、最悪の事態で川に落ちてしまっていないことを願いつつ、周辺を探しても
見つかりませんでした。

猫好きな釣り人にでも助けられていたらいいのだけれど。

自転車を木の下に止めると子猫たちに呼びかける間もなく、待ってましたとばかりに
すぐさま1匹降りてきて、続いて2匹目も。

2匹目は長毛種系の子でしたが、途中から自力では降りられず、こちらが手を差し伸べて
降ろしてあげることになりました。

幸いにも自転車のカゴには雨降りでも大丈夫なカバーを付けてあるため、2匹とも
その場でカゴに入れてファスナーをキッチリと閉め、救出を待っていた時とは別の意味で
ミィーミィー鳴き続ける子猫たち2匹を家に連れ帰り、自宅前でいったん自転車のカギを
掛け、室内からキャリーケースを持ってきて、無事に2匹をキャリーに収めて部屋まで
拉致ってしまいました(=^・・^=)(=^・^=)

翌日、動物病院に予約を入れ、ノミ・ダニ退治とお腹の駆虫+猫風邪の投薬&処方を
してもらい、今月初めに1回目のワクチンを終え、現在に至っています。

獣医さんによると、白足袋の子は男子猫で、長毛種の子は女子猫とのこと。

当初は推定で2ヶ月弱、体重700g前後でした。

来年の年明けに2回目のワクチンで、1月末か2月初めには先住猫たち2匹のワクチン。


今年の1月、満月の晩、大潮の日、干潮の時間帯に病院で息を引き取った女子猫:
凪のお墓の近所の桜の枝から、スーパームーンの翌日にやってきたキジトラ子にゃんこ
兄妹なのですが、この1ヶ月の間に、先住猫のシニア母娘たち、いわば姑、小姑たちとの
軋轢もようやく消えつつあり、日々すくすくと屈託なく活発に育っていて、すっかり和ませて
もらっていますσ(^◡^*)

うちに来た最初の頃は、わたしが仕事から帰ると冷蔵庫の裏とか流し台横のごみ箱の
裏とかからガサゴゾ出てきて、そんなに先住猫たちの圧力が怖いのかなぁと、
正直、こちらも気が咎めていたのでしたが、無邪気な子猫らしさを存分に発揮する
ようになってくれて、何よりもホッとしています。

あまり羽目を外し過ぎると……例えば、グルーミングしてくれている姑の顔に思わず
ピョンピョンとキックしてしまったりw……姑、小姑たちの雷が落ちるものの、
子猫たちはものともせずに、毎日新しい探検&遊びに明け暮れているのでした(=^・^=)(=^・・^=)

この兄妹は男子猫の方が活発で、2匹でじゃれ合っていても小学校高学年と低学年
くらいの運動能力の差があります。

ほとんどいつも女子猫が受け身で、攻撃しているのは男子猫の方ばかり。

体力があり余っているのでしょうかね(; ・∀・)

『ツッキー(月)、女の子相手にそんなに本気出してばっかりで、いい気になってるん
じゃないわよ、あんまり椛(はな)をいじめないでよ~』

と、時々窘めてはいるものの、兄妹の結束は非常に強く、そのあたりは我が家で
生まれ育った猫兄妹たちとは全然違っていて、椛は月に甘えまくりで、月の方でも
椛に一大事が降りかかっていると思えば、月はわたしに助けを求めに来たり、
わたしがわざとシカトしていると自分でなんとかしようと手助けしに行ったりしてます。

猫の場合は、身内のピンチも野次馬的に(逆に興味津々で)傍観しているだけだったり、
面白がって更なるピンチに陥ってしまうような追い打ちをかけていたりするのが
一般的なのですが(´-∀-`;)
 

#日記広場:占い




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