Nicotto Town


速水猛のブログ アルカディア「Ἀρκαδία 」


ライダーマン


『仮面ライダーV3』第43話で初登場。

1950年11月3日生まれ。日本国籍の青年科学者であり、孤児の時に秘密結社デストロンの首領に引き取られた[1]。京都大学出身のグラウンドホッケー選手であったとする資料もある[2]。いずれにせよ、不遇をかこっていた時期に世話になった首領には無類の恩義を感じており、デストロンの目的も「科学の力によるユートピア創造」だと信じていた。デストロン科学陣のエリートとなり、正義感が強く優しい性格から人望も厚く、将来の幹部候補とされていた。映画『仮面ライダーV3対デストロン怪人』に登場したタイホウバッファローも、結城がダム建設の岩石爆破用のつもりで開発した改造人間だったとされ、両者は特写によるグラビア上で共演している[3][4]

しかし、その才能と人望をヨロイ元帥に嫉まれ、最高幹部会議でデストロンを裏切ったという無実の罪を着せられる。硫酸のプールで右腕を溶かされてしまったが、自分を慕っていた部下たちに助けられた。隠れ家に逃亡した後、以前から開発していたアタッチメントの移植を懇願する。

ヨロイ元帥から捜索を命じられたカマクビガメは戦闘員とともに、結城の助手である片桐二郎・平亨・阿部征二を殺害し、隠れ家で結城の看護をしていた看護婦である片桐の妹をも手にかけようとした。結城はライダーマンに変身して迎え撃ち、自らを「復讐の鬼」と名乗る。駆けつけたV3の助けもあり、窮地を脱してヨロイ元帥のアジトに乗り込み、ヨロイ元帥とカマクビガメに追い詰められるが、V3の助けで難を逃れる。風見志郎(V3)からともに戦おうと誘われるが、首領を騙したうえに部下を殺害したヨロイ元帥への復讐が自分の戦う理由と語り、首領には恩義があると言って断った。

カマクビガメとの戦いで志郎と共闘するが、次なるヨロイ一族の刺客・サイタンクが子供たちを拉致し、解放の交換条件として自分と手を組むよう求められたため、やむなく承諾する。だが、デストロンから抹殺されかけ、絶体絶命の危機をV3に救われたことで、サイタンクに重傷を負わされて再改造の手術台上にあった志郎を救出し、ともにデストロンを倒すことを決意。ここでようやく、志郎や立花藤兵衛との交流が生まれるが、デストロン首領への恩義は消えた訳ではなく、首領の声に戸惑ったり、V3と首領が対峙した際に必死で首領を逃がしたりもした。

プルトンロケット計画に際し、さそり谷のロケット発射基地に潜入。首領とヨロイ元帥の会話から、自らが捨て駒に過ぎなかったことを知ってしまう。それでも首領に作戦の中止を懇願するが、聞き入れられなかったため、自らロケットに乗り込んで上空で軌道を変更して手持ちの爆弾でロケットを自爆させ、爆発に巻き込まれて生死不明となる。その行為によって、V3から「仮面ライダー4号」の称号が贈られた、





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