想い出
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/01/20 14:30:16
カフェの窓から外をぼっと見ていたら
あなたの好きだった曲が流れてきた
あぁ そうだったんだ
悲しかった思い出も
もう途切れてしまったと思ったのに
あの頃はいつも
あなたを責めて 自分を責めて
やり場のない心を持て余して
逃げ出す道ばかりを探っていた
悲しかった二人だった
思い出すのもやめようと
他の誰かと付き合ってみても
なぜかあなたを想ってしまう
こんなのっていけない事ね
傷つけるだけのお芝居ごと
自分の事ばかりを考えて
あなたを見つめることを
いつの日にか忘れていたのかも
でもそれじゃ愛じゃない
愛は一人占めすることじゃない
別れの日にあなたは
随分悲しい目をしていた
本当は別れたくなかった
そんな事を目が言っていた
抱きしめてあげればよかったのに
やり直すことができたなら
今までの道を辿りたい
愛と言う名の花を眺めて
肩寄せ合って歩きたい
もう過去なんて捨てたい
いつの間にかメロディは変わっていて
私の心も封印を止めた
ぼんやりと外を眺めながら
人の流れを見送って
もしかしたらあなたがいるかも
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- miyamo
- 2017/02/06 12:33
- こんにちは、明日またよろしくね。
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