最高の春をあなたに
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/01/21 00:44:43
きっと降ってくるだろう
白い雪を見る事はもう無い
冷たく冷え切った身体を
温める必要ももう無い
あなたの魂は
自由に空の中を舞い続けるのだ
痛いほどに澄みきった
冬晴れの空の中を
飛べ
どこまでも高く
もっともっと高く
飛べ天の果まで
やがて夕焼けが赤く空を染める
冷え切った茜色に映る優しい微笑みの中
舞え
優雅に惜しみなく
赤い景色に
長く伸びた黒い影を弾ませながら
そして最後にやって来る星空の中
瞳に星のまたたきを映したなら
静かに目を閉じ
ゆっくりと横たわるがいい
さぁ贈り物を受け取ってくれないか
私が探し当てた最高の春を
あなただけにあげる
最高の春を
13年間飼っていたドジョウ君
天国へと召されました
最近元気が無く
覚悟はしていたのですが・・・
天国の広い広い水辺で
楽しそうに泳いでいる
そう思っています
そうなんです
食用にと頂いたドジョウ君です
ドジョウ君も龍に昇格!
それとも龍がドジョウ君に化けていた?
寂しそうな玄関
今お皿を並べていますが・・・
サボテンでも置こうかな???
「もう、食べられる心配はないジョ〜〜」
と、寂しさ紛れのジョークが聞こえてきます。
ゆっくり おやすみ^^
「春には大空で龍のように育った私が
キミに会いに来るから
だから、忘れず寂しくなっら空を見上げてくれよ」
そんなドジョウくんの声が聞こえました。
そうなんです
お鍋に入る予定が水槽に入った
餌を食べるとき以外は
姿を見せない時も
それでも仲良し君
天国では堂々と空を泳いていて欲しな
寒い冬はじっとしています
暖かくなると活動的に・・・
狭い水槽の中でなく
無限の世界を伸び伸びと泳いでほしいものです
13年もの間 一緒に居てくれたドジョウ君 ありがとう
今頃はきっと先に旅立ったお友達に会えて優しい時を過ごしてるよ ニコニコしながらね^^
ドジョウ君は きっとセカンドさんにありがとう~の(^^)vサインを出しながら
お空に昇っていったのだと思う (本当は13年前 お鍋になるはずだったんだものね)
セカンドさんの想いが一杯つまった言葉たちにほろっとしました
ピンポ~ン! 「春風宅急便でぇ~す! ドジョウ君 お髭でサインお願いしまぁ~す」
セカンドさんの探し当てた最高の贈り物・・きっと届いてますよ(^^)/
正確には貰ってきたとき10センチはありました
ですから13年以上は生きていたことに・・・
水槽の中で隠れていることが多かったので
何もいない空っぽの水槽に見えました^^
でも餌をあげるときは
突然姿を現します
やはり居なくなると
寂しいですね
びっくりしました。
13年も一緒に暮らすと、情が移りますね。
身体は小さいけど、大きなパワーでセカンドさんを守ってくれそうな気がします。
そうなんですよ
だんだん老いてきたのかな?
今年に入ってヤバいかなって
感じてました
庭に埋めてあげました
名前を付けてあげればよかったかななんて
思っています
ドジョウ君でいいのかな^^
2年くらい前から
元気ないって言ってましたよね
そっかぁ
うん きっと蓮の咲く池で元気に泳いでるよ♪