さよならの雪原を越えて
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/01/25 14:03:22
あなたが先に一歩出て
その後に私が一歩
大きすぎるよと言う私に
ちゃんと付いて来いよとあなたは言う
二人で一本の道ができる
息が切れてきても
休む所もない
一原の雪景色
ここはあなたの育った街
ずっとこの道を辿ってきたのね
帰ろうか
あなたがやっと言う
長靴の中では指が痛い
ぱちぱちと言う空気が痛い
暖かいココアが恋しい
雪国の事なんか
テレビでしか見ることはなかった
現実はこうなんだわ
苦労が絶えないのね
ちょっと真剣なまなざしのあなた
遊びに来たんじゃないのね
ご両親のお手伝いに来たのね
あなたは何も言わないけれど
大きな雪の塊に
悪戦苦闘しているわ
そんな事もあったわね
今はなにをしているのかしら
故郷に帰ったあなた
何故ついて行かなかったのかしら
どこかに躊躇した私がいた
お別れの日に私は
電車に涙をためていたわね
もう会えなくなるあなたに
なにも言えなくて
本当なら付いて行きたかった
でも私にも両親がいる
年老いて行く両親がいる
あなたについて行きたかったけど
分かってくれたかしら
何も言えなかったけど
さようならあなた
さようならあの雪の日
さようならを何度繰り返しても
あなたは戻って来ない
そして私も戻って来ない
抜糸って結構いたいですよね。
なんか黒い糸が見えちゃったりして。
お疲れ様でした。24時間寝てくださいな。
今日は「抜刺」の日でした・・痛むとは聞いていましたが・・
表面の糸は約8本有るみたいで・・(内部は解ける糸)
午後から疲れの為か寝てしまいました。(14時から18時まで、起こされなければまだ寝ていたでしよう!)
今日のステキ&水やりお届けしました。