精霊の守り人 悲しき破壊神 感想文
- カテゴリ：テレビ
- 2017/01/31 17:02:56
精霊の守り人 悲しき破壊神 第２回「罠」
ＮＨＫ 土曜夜９時～
▼聖導師
感想に入る前に一言、新ヨゴ国の聖導師(名は不明)についての話をします。
この聖導師を演じていたのは、先年他界した平幹二郎で、他界する前にシーズン２は撮り終えていました。
なのでドラマ内では生きている平を見ることができるのですが、
まだ撮影に入っていないシーズン３から、鹿賀丈史が引き継ぐことになるようです。
平は享年８２歳。
高齢の俳優さんに長年続くドラマのオファーをするのは、こういう危険が伴いますよね。
確かハリーポッターの初代ダンブルドアも早いうちに死去し、他の俳優さんになったんですよね。
平の聖導師が今期で最後なのは寂しいですが、イメージがまったく違う鹿賀の聖導師がどんな感じになるのか楽しみです。
▼罠
ここでは略しましたが、なぜかサブタイにフリガナが振ってあります。
普通に読めると思うのですが、原作がジュブナイルだからかしら。
今回、バルサもチャグムも新たな展開を見せましたが、サブタイが意味しているのは、
サンガル王国に援軍としてたった船一隻で派遣されたチャグム皇太子の危機です。
チャグムは帝に内密で、ロタ王国と同盟を結ぶため、サンガル王国に行く前にロタ王国の港に立ち寄るのですが、
結局ロタのヨーサム王は様子を見ることになり、同盟を結ぶことができませんでした。
しかも、港でタルシュ帝国の密偵に顔を見られてしまいます。
サンガルに赴いた時、すでにタルシュ帝国の傘下に入ったサンガルの大艦隊に囲まれ、
チャグムたちは捕虜になってしまうのですが、海軍大提督でチャグムの祖父でもあるトーサが気を利かせ、
チャグムに水夫の服を着せ変装させます。
しかしタルシュの密偵に顔を知られているので、遅かれ早かれ彼の変装はバレてしまうでしょう。
国は滅びても、可愛い孫には生きていてほしいと、最期に大提督としては言ってはならない言葉をチャグムに残し、
サンガルに渡さぬため、トーサは乗ってきた船を焼き、ともに海に沈みました。
伊武、出番少なかったですね…。
身内の死を目の前にしたことで、また１つチャグムは強くなりましたね。
▼逃避行
一方のバルサは、タンダとともに、アスラとチキサの兄妹を連れ、追っ手のスファル達から逃げるのですが、
あてもない、金もない旅ですし、呪術を使うスファルにすぐ居場所を知られてしまいます。
温厚なスファルは、すぐに彼らを攻撃しようとはせず、まずは説得に当たりますが、
それに応じないバルサたちを、シハナが呪術を使って襲います。
何とかアスラだけは取り戻したものの、タンダとチキサが行方不明に…。
アスラは、自分の中に宿る神の力を使い、チキサ達を助けようと言いますが、
バルサはアスラに人を殺してはならない、いい人か悪い人か、それは神にすら決められないと言います。
しかしバルサには、では何故自分は人を殺し続けるのかという葛藤があったのでしょう。
アスラを助けた時、シハナに止めを刺す機会はあったのに、見逃しています。
槍と肉体を使って人を殺すのと、神の力を使って殺すのと、どう違うのか。
一見それは同じように見えて、アスラの「悪い人は殺せばいい」という考え方と、
向かってくる敵を仕方なく倒すバルサは、基本的に違うように思いますね。
軍隊と、自衛隊の差とでも言いましょうか。
こう言うと御幣がありありのような気がしますがｗ
しかしまだそれは、目の前で母親を殺された幼いアスラにとって、理解するのは難しいでしょう。
何故アスラ達の母・トリーシアは、入るだけで殺されるような聖域に、わざわざ子供達を連れて踏み込んだのか。
どうも、元々アスラの中に宿っている破壊神は、トリーシアの中にいたのではないかと思われる節があります。
それをアスラに移すため、トリーシアは聖域に踏み込んだ…？
また、アスラの父親が誰かも気になります。
アスラの問題を根本的に解決するには、トリーシアが握ったまま死んで行った秘密を明かす必要があるのではないでしょうか。
これだけ長年やってて自動車事故がないのはとても不自然ですよねｗ
昨日の放映でも、事件関係者の突然死の理由が、
雪が降って駅のホームで転落したというものでしたｗ
日産はずっと提供続けてるメインスポンサーですから仕方ないですね。
そうそう、平はまだ７０代くらいかと思ってました。
そして昨日は藤村俊二の訃報が流れましたね。
藤村も享年８２歳だったとか。
軽妙なキャラが味のある俳優さんで、ああいう方を本当に名バイプレイヤーと言うのでしょうねぇ。
冬は年寄りが逝きやすいので、うちも気をつけないと（；^ω^）
ぞぬこさん、こにゃにゃちわ(^^♪
相棒で使ってる車がすべて日産いうのはわかるんやけど（この時点で違和感ありありやけどな・・笑）
自動車事故が一切ないっていうのは凄いなあｗｗ
ま～そこまでして気い使うっていうのもわからなくはないけどなあ
メディアにとってスポンサーさんは
お客さんやからなあ～
しかも自動車メーカーなると大口やし・・・
平さんはそない年齢だったんやねえ～
役作りでなんかなあ
シャキ～ンとしてて、いつも若く見えてたんやけどなあ
この方うちが好んでみる映画にはあまり登場してこないんやけど
御大やし色々うわさが絶えんかったお方やから、知ってることは知ってるんや