Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


季節の変わりめに


眠れない夜を過ごした
ベランダに出て見ると
真っ黒だった周りが
ほのかに影を作る
季節が変わろうとしている


もう2月
何かがあるとは知っていた
大騒ぎの幕開け
デパートは大にぎわい
そんな事もあったっけ


びっくりする顔が見たくて
色々な工夫をしていた
そんな事さえ遠い記憶
2月は逃げると言うが
たった2~3日短いだけ


あの人に会う事がなかったら
毎日が平凡に過ぎたことだろう
出会いは別れの始まりと言うが
そんな言葉も感じなかった
肩寄せ合って歩いた2月の道


たんぽぽの綿毛を吹いて飛ばした
シロツメ草で冠を作った
花弁で恋占いをした
そんな昔に帰りたい
なにも知らなかったあの日々に


大人になるってことは
段々と何かを捨てて行く
幼いころの草笛の音
もう聞くことはないだろう
あなたがいないならこの先ずっと


太陽の角度がどんどん変わって
暗かったベランダにも光が入り込む
そして桜の咲くころには
人々が動き出す
そしてその内誰かかが「暑いね」って言う


季節は変わる、
野原の小さな花達も
私の心も変わるのだろうか
夜空を見つめて行く先を見つめて
少しずつあなたを忘れて そして
列車に乗り遅れないように




アバター
2017/02/04 23:24
今晩は・・
自己紹介文を読んでいて、旦那さんとのバイクツウリングを楽しむ事が有るとの事ですが・・・
俺みたいに転倒しないようにして下さいね!
俺は、原付きバイクなんですが・・なんで転倒したのかいまだなぞです。
見た目では、凍結している様子はなかつたのですが・・
マスクをして眼鏡がくもる事は有りますが・・バイク走行中は、眼鏡かけませから・・うんうん
アバター
2017/02/03 22:51
心の暗闇の中で
狭い部屋の奥で
ひざっこぞうを抱いていた僕

でも、
たったひとつの窓から
そんな僕に光があたった

それは寒い寒い
暗い暗い冬に

お日様は
冬至のお昼に、低く走ってくれた

暗い奥にいた僕は
光を見た
僕にはまぶしいくらいの

僕は 窓に手を伸ばしていた

もうすぐ
昼のほうが長くなるんだね



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