ゴタぴょんの過去の日記2010年8月27日Ⅲ
- カテゴリ:日記
- 2017/02/05 07:11:40
Ⅱからのつづき
【竜安寺にて】
お客様の、第一希望の、石庭に、やって参りました。
ベランダに、座って、しばし、瞑想に、ふけりましょう。
ああ、でも、きょうの、この暑さといったら、
とても、瞑想に、入る気分じゃありません。
南側の庭の、暑いこと、そそくさと、
北側のベランダに、移りました。
定番説明の、つくばいが、あります。
「The Chinese character put upper,
assorted with the square pool in the center,
can be read as "ware" which means
"I "
in English.
Then, the square part that is
representative of a mouth and the right part
form another Chinese character meaning
"only ".
And the more other letter meaning
" satisfaction "
consists of the center square and down part.
And finally, the center pool,
coupling with the left letter
makes a meaning of
" know ".
Altogether,they read as
"I only know the satisfaction."
And this teaching is derived
from a Buddhist holly sutra .」
(上の漢字と真ん中の四角で、
われ、つまり、英語で、私 と読めるのです。
そして、四角の部分は、口というのを
言い表していまして、右の部分と併せて、’唯’
の意味です。
次に、さらに、満足という意味の字が、
真ん中の’口’と、下の部分で、構成されます。
最後に、真ん中の’口’は、左の字と、
ペアで、’知る’という意味の漢字になります。
結局、全体で、我、唯、足るを知る。と読めるのです。
そしてこの教えは、仏典から、来ているのです。)
お客様、大きく、うなずかれました。
ヾ(@^▽^@)ノ
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【仁和寺にて】
はじめ、天龍寺を予定していましたが、
竜安寺の近くに、見学出来る寺院は、ありますか?
という、ご夫妻のリクエストにお応えして、
そして、乗務員さんのおすすめもあって、
ここ、御室の、仁和寺に、やって来ました。
発願は、光孝天皇。
これが、仁和2年(886年)だったことから、
仁和寺と称する、とか。
天皇は、寺の竣工を見ずに崩御。
その意志を継いだ宇多天皇が、
仁和4年(888年)寺を創建し、開基となる。
寺は、始め西山御願寺と名乗ったが、
後に、光孝天皇在位の年号を取って、仁和寺とした。
御室の八重桜は、有名ですが、残念ながら、
今の季節、ただの、低木です。
ヾ(@^▽^@)ノ
まず、御室御殿に入ります。
開基である宇多天皇を始め、
代々天皇が、執務を執った門跡寺院の御殿です。
御殿の廊下を、進んでいった中程に、
お抹茶が、頂ける部屋が、ありました。
「Would you like to try it ? 」
(いかがですか?)
「We will.」
(そうしますわ。)
畳の上に座るか、テーブルで、頂くか?
どっちが、いいかと、係の人が、尋ねます。
テーブルが、いいと、おっしゃいます。
500円也。
旦那様が、お支払い下さいました。
ありがとうございます。
お菓子を見て、
「Any suitable timing
that we eat this sweets?」
(これは、いつ食べるのだ?)
「Oh, unlike tea or coffee you have in Europe ,
the powdered green tea we are going to have is
tasted a little bitter because of no sugar.
This sweets serves as a kind of sugar
separately set outside.
So eat first so that
the bitter tea goes well in your mouth.」
(そちらのお国の紅茶や、コーヒーと違って、
お抹茶は、お砂糖を入れないので、苦いです。
お菓子は、お砂糖代わり。
苦いお茶と、合うように、今、お口にどうぞ。)
お茶が来ました。クルクルと、茶器を手のひらで、
回転させて、お客様の前に出されました。
「 Why is it? Is she casting
a spell or anything ?」
(何かの、おまじないかね?)
「 Not at all. She's turning the cup so that
she could serve it with its front faced on you.
It's a polite way of serving the tee.
At a tea ceremony, it is a matter of course. 」
(違うんです。器の正面が、あなたの方に、
向くように、回したのです。丁寧なお給仕ですよ。
茶道では、当たり前のことです。)
床の間の、掛け軸を、じっと、ご覧でした。
漢文でしたので、ゴタも読めません。
でも、サービス精神だけは、
旺盛なので、無理して、解説を施した。
漢字は、10ほどありました。その中に、
「茶」の字と、「友」の字が、あったので、
『お茶は、友達。』
と、書いてあります。
とまた、ええ加減な、ガイドをしてしまいました。
(^_-)☆
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Ⅳにつづく