Nicotto Town



2がつ11にち

昨晩は、、すこし飲み過ぎました

でも、楽しく過ごせたので、ヨシでしょう

そして今日も、、、



さて、今回はこんな記事を

、、、日本だけが遅れてる?



http://shindenforest.blog.jp/archives/68932587.html
台湾で保護動物の殺処分禁止:日本は?


台湾で
今月から
保護施設に収容された動物たちの殺処分を禁じる法律が施行されました。


アジアでは
インドに次いで二番目です。


動物保護法改正法案が議会で可決されたのは
2年前です。
施設側準備のために猶予期間が設けられていました。

この準備期間中に
とても悲しいことに
動物が大好きで獣医師となった簡稚澄さんが、
仕事で動物たちの殺処分をしなければならないことを苦に
安楽死用の薬を使って自殺してしまいました。

彼女は
名門「国立台湾大学」の獣医学部を優秀な成績で卒業。
仕事のことで
言葉の暴力に心を痛めていたようです。

現在、
台湾全土の施設に収容されている保護されている動物は
約2万6千匹います。


政府は、記者会見で、
殺処分廃止により収容しきれなくなった場合には、

施設から放さざるをえないことにも言及しています。

台湾では日本とは違い
外で放し飼いのわんこも多いため
区別がつきにくいようです。

今後は、
飼い主の飼育責任の明確化や
生命を尊ぶ学校教育、
動物の不妊手術
動物の登録の徹底化
ペット業者の管理
など
根本的な解決策を強化していく必要があるでしょう。





 
日本では
どうでしょうか?


やはりまずは法整備や
根本的な対策を先に行わなければ
いきなり殺処分禁止は難しいと思います。


「殺処分ゼロ」は
数字上のことであって
必ずしも
不幸な動物たちがいなくなることとは違うからです。




殺処分されなかった犬猫たちが
皆幸せに里親にもらわれることはありません。
それらの動物に対する福祉が
ほとんど整備されていないのです。



たとえば、
日本には
「引き取り屋」という表には出ない仕事があります。

犬たちは
人気が出るとひたすら大量生産されます。
ブルーダーの繁殖には
法的な規制は全くありません。

そうすると
必ず売れ残りの犬猫たちもでてきます。

それらを引き取るのが
引き取り屋の仕事。

以前
栃木県の鬼怒川河川敷に
45匹の犬の死体が捨てられた事件がありました。

すべての犬たちは栄養失調で
被毛も汚れ
生きていた時には
劣悪な環境にいたことは一目瞭然でした。

これも
引き取り屋が
ブリーダーから引き取った犬80匹を輸送中に
45匹が亡くなり
そのまま遺棄したのです。


逮捕された引取り屋の従業員は
廃棄物処理法違反で罰金刑で
釈放されました。


これは
引き取り屋やブリーダーだけの問題ではなく
日本全体でのペット業界の構造的な問題です。




日本で
「日本全国殺処分ゼロ」宣言をするためには
やはり
犬猫の流通形態の改善や
流行の種を追い求めてしまう日本人の癖を改め
行政がもっと明確な基準を作り
管理監督を行うところから
始め、

さらに
殺処分されなかった保護動物たちの福祉を考慮してから
実施する必要があります。



それでなければ
日本では
殺処分ゼロは
表向きだけの数字になってしまいます。

本当の殺処分ゼロとは
数字上のものではなく
すべての保護動物たちが幸せに生きることができることです。



もともと
日本人は
すべての生き物を大切にする民族。

世界の見本となることが出来ると思います。






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