小網代の森から河津桜まで。
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2017/02/12 19:01:43
誕生日恒例のお墓参り。
そのついでに、
三浦半島の先の方にある小網代の森を散策し、
京浜急行の三崎口駅から三浦海岸駅に向かう途中にある
河津桜の並木を眺めてきました。
三浦半島は、東京の多摩丘陵が横浜を経て、
海までずっと突き出るようにして形成された半島なので、
結構起伏に富んでいます。
この辺は関東平野といっても、平らではなく、
小さな谷をいくつも抱えた丘陵地帯なのです。
小網代の森はそんな谷のひとつで、
海に流れ出る小川を中心に
手つかずの森が残っているところ。
森を降りると周囲が開け、
湿地帯の上に作られた遊歩道を海に向かって歩き続けると、
アカテガニなどが生息する干潟に辿りつきます。
今は冬なのでカニは冬眠しているようですが…
海辺から再び三浦半島の丘陵地に登り返せば、
大根畑やキャベツ畑の向こうに相模湾が拡がり、
その背後にはどーんと富士山。
富士山の左手には、
箱根から伊豆半島への山並みが続き、
右手は丹沢山脈が拡がるという、なかなかの風景。
そんな風景を眺めながら、
京浜急行の三崎口駅まで歩き、
次にそこから三浦海岸駅まで続く河津桜の並木を見物。
河津桜は、伊豆半島の河津町に咲く早咲きの桜ですが、
三浦半島のこの場所にも1000本近くの河津桜が植えられていて、
この時期には、もう満開になっているのです。
染井吉野と違って花の色が濃く、
花が開いている期間ももう少し長いようです。
日曜日だったので、かなりの人手で賑わっていました。
ちょうど三浦半島を西側から東側へ
横断するような感じで歩くトレッキングになりました。