ゴタぴょんの日記2013年2月11日 Ⅲ
- カテゴリ:日記
- 2017/03/07 09:02:08
2月11日(月)
Ⅱからつづく
【ねねの道】
長楽館から、坂を登ります。
突き当たりが、大谷本廟。つまり、納骨堂。
丘陵一帯は、真葛が原(まくずがはら)と呼ばれます。
本廟の左手を登ると、
長楽寺。壇ノ浦で、入水自殺を図った後、
すぐに源氏に救出された建礼門院が預けられた寺。
三千院に移るまで、
ここで暮らしていたといいます。
さて、我々は、そちらへは行かず、
本廟前を南に行きます。
その突き当たりは、料理旅館、「袋井」。
左(山手)に行けば、西行庵。
右(西)に折れて、すぐ左(南)、
ここから、ねねの道が始まります。
ねねの道は、石畳の道です。
少しあるいた右手。この辺りが、ねねの終焉の地。
さらに進むと、円徳寺。
ねねが晩年をすごした場所です。
その向かい、道の東側に、高台寺があります。
ねねが秀吉の菩提を弔うために、建てた寺。
(建てたのは徳川家康)
さらに進んで、右手の路地に入ります。ここは、
「石部小路」
と、呼ばれる古式豊かな京の家並みが続きます。
しゃれた喫茶店がところどこと
あるのですが、お値段500円~800円。
コーヒー一杯がでっせ。私はあほらしいと
思うが、まあ、外国から、はるばる来て、
今度また来日できるかどうか知れぬ身の上
なれば、お誘いしても、よろしいのでしょうね。
でもたいていのお客様は、これまで、
「No way !」
あほな
一蹴されます。そして、本日も、
「不要」 (プーヤオ)
いらんわ!
でございます。
石部はん、もっと、コーヒー安うしてえや。
( ̄) )
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━┻
石部小路を抜け出ると、下河原通。
この通りに、ばんばひろふみのおうちがあります。
何で知っているか?
ゴタがタクシー運転手をしていたとき
一度、ご乗車されたことがあります。
とても、感じのいいい方でした。
下車されてからも、戸口に立って、
にっこりとふり返り、会釈なさっていました。
きっと、私生活も、おやさしい方だと思いました。
下河原を少し北に歩いて、すぐの四つ辻を左へ。
そのまま、大通りに出ます。
ここは、東山安井。神社をご覧になったお客様。
指差しながら、ゴタのわからない
中国語でピーチクパーチク。
ゴタ、通訳さんに、日本語でご説明。
「 あれはね。縁切りの神様なんです。
いやな亭主と別れたいとき、
来ればいいんですよ。」
東山通りを渡って、そのまま西に進みます。
突き当たりが、建仁寺。
臨済宗の禅寺です。
突き当たりの建仁寺で、右に。
ここが花見小路。時間がゆっくり流れる一角。
へえ、そうどす。ええ雰囲気で、よろしおすえ。
花見小路を北へ。今度は四条通りを横切ります。
さらに北。ふた筋目。ここは、末吉町。
左に曲がります。細い路地を行きましょう。
エレガントに歩きましょう。
人生はエレガントにお送り下さいませ。
さて、切り通しと呼ばれるさらに
細い路地が横切ります。
それを右。
そこが、祇園白川。もうひとつの祇園です。
白川に架かる小さな橋、これが、巽橋。
その上に立っているのが祇園の舞妓・・・
と書きたいが、そんなん、おれへんかったで。
観光客ばっかりやで。
ここまで、歩くと、お客様は、もうお疲れでーす。
「じゃ、バスの方に戻りましょう。」
新橋通りの風致地区で、お写真してから、
新門前通りで、バスの駐車場に戻りました。
駐車場のおじさんが、心配そうな顔。
「駐車券を見せてご覧!」
見せた。
「あ、急いで。こっち、こっち。」
何だろう?器械に入れた。料金は、2500円。
そんなことは知っていた。下調べに来ていたから。
だが、2時間を超えると、
5000円になることまでは、調べていなかった。
ぎりぎり、滑り込みセーフ。
おじさん : あんた、先に、
器械にカードを通しておきなさいよ。
ゴタ : ええ?そ、そんなことしてもいいの?
おじさん : ええも悪いも、あんた、
5000円も払えるんか?
いややろ? 気いつけや。
知らなかった。以後気を付けましょう。
駐車場のおじさんがいい人で、助かりました。
帰路も、第二京阪です。午後5時40分。
ホテルグランヴィア大阪に戻りました。
「みなさん、お疲れ様。謝謝。再開。」
(-^□^-)
ゴタぴょん