ゴタぴょんの日記2013年2月26日 Ⅱ
- カテゴリ:日記
- 2017/03/09 07:02:11
2月26日(火)
Ⅰからつづく
(‐^▽^‐)
ご主人 : What's the daiginjou ?
大吟醸って、何ですのや?
ゴタ : It's a premium sake.
Would you like to order it ?
日本酒の最高級品ですわ。
頼みまひょか?
ご主人 : Yes, please.
そうでんな、頼みましょ。
ヾ(@^▽^@)ノ
お店の方がおちょこを4つ持って来ましたが、
私は、丁寧にお断り。仕事中や。
何? 舞妓はんは、飲むのが仕事や。
お猪口は、3つでええのどす。
さっそく、舞妓さんが、徳利をもって、お酌。
その様子を見ていたお店に方が、すっ飛んできた。
「ガイドさん、あんた、ちゃんと教えたげな。
お杓を受けるお猪口は、手に持ってしますのや。」
ゴタ : The way you receive the sake is
to hold the cup by the hand like this.
こないして、お酌受けるときは、
お猪口を手にもちますねん。
ご夫婦 : Oh, like this ?
こないでっか?
ゴタ : Perfect.
バッチリでっせ。
(´0ノ`*)
京都市内の芸舞妓は
年々そのなり手が減少しています。
ご夫婦も、それを懸念しておられます。
ご主人 : What's the difference
between maiko and geiko ?
舞妓はんと芸姑はんって、
どうちゃいまんのや?
とし結はん: へえ、そうどすなあ。舞妓は、
芸姑になる前段階の修行の身どす。
Well, maiko is someone
on the way to be a geiko.
奥様 : And what is the geisha ?
ほな、芸者はんは?
とし結はん: 京都以外では、
みな芸者ゆうて呼ばれとります。
芸者には、誰でも、次の日からなれなす。
けど、京都で、芸姑になるには、舞妓を5年以上
努めあげななられへんのどす。
You can be a geisha anytime
if you'd like to be in other
place than in Kyoto.
But here in Kyoto, you need
at least 5- year apprentice as a maiko.
舞妓は、それに、お稽古事がおまっしゃろ。
舞もそうどすけど三味線とか、
お花や、お茶とか。
Besides dancing maiko has a
tremendous lot to learn
such as shamisen guitar
flower arrangement and tea ceremony.
こうした会話が延々と続きました。
そもそもがこう言うことが知りたくて、
今回の運びとなったのでした。
とし結さんの置屋では、舞妓さんが、現在8名います。
今夜も、みな、それぞれ、お座敷
に呼ばれています。
(*^▽^*)
料理が半ば進んだとき
ゴタ : テレビで見たんですけど、金比羅船船・・・
とし結はん : ああ、そら、よろしおますなあ。
簡単なゲームどす。
まっとおくれやす。
とし結さんは、店の方に茶碗を借りました。
その茶碗をテーブルの真ん中に置き、
歌いながら、交互に伏せた茶碗の上に、
手のひらをのせては、引っ込めます。
金比羅船船~シュラシュシュッシュー
お椀を取ったら、手のひらではなく、
握りこぶしを置きます。
間違えて、手のひらを置くと負け。
こうして楽しいひとときは過ぎてゆきました。
そして、2階に移動して、
地方(じかた)さんはいないので、CDの音楽で)
とし結さんの舞をご披露。
月はおぼろに東山~≧(´▽`)≦
エレガントどっせ。
数分間の舞いでしたが、さすがプロ。我々を魅了。
舞いは、2曲。
うっとりとしている中、おひらきとなりました。
舞妓さんからもらった名刺は、小さなもので、2センチ×4センチほどの
大きさ。そこに、「とし結」と書かれていました。
ご縁があれば、また、舞いを見せていただきたいです。
おしまい
ゴタぴょん