ゴタぴょんの日記2013年3月25日
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- 2017/03/11 06:15:29
2013年 3月25日 (月)
【西富屋要庵】
小型電気自動車でやって参りました要庵。
そしたら、何と、玄関には、
でっかいスーツケースがふたつ。
さらにキャリーバッグも。
どでかーん、と置いてあります。
ゴタ : あのー、まさか・・・
女将 : あら、ゴタさん、おはよう。
きょうもよろしくね。
じゃ、そのお荷物、よろしくね。
ゴタ : (あんまり、よろしくないけど、)
京都駅送りになるんですか?
女将 : 最終お送り先は、まだ聞いていないのよ。
たぶん、京都駅でしょうけど。
ゴタ : もちろん、
京都駅にしておいてもらいたいです。
関空送りは、別料金ですので。
女将 : それは、お客様に言ってちょうだいね。
ヾ(@^▽^@)ノ
お客様が登場。お客様、
昨日の案内をブログに書いた、と言ったら、
本名でいいとのことで、そうしました。
ルシアさまと、マリシオさまです。
昨日のリサさまが、ルシアさまですのでね。
【京都御所】
宮内庁の事務所に行きます。
まず、拝観の申し込み手続きからです。
ルシアさまが代表でご記入。
丸い、ほのぼのとした書体です。
ビルマ文字みたいな。
さて、御所の見学ツアーは、
午前10時スタートです。
只今、時刻は、午前8時55分。
ゴタ、この1時間で、祇園にご案内。
川端通りを南へ。
南座のところで、歌舞伎のご説明。
ここは、
「出雲の阿国」
のブロンズ像があり、南座があり、
歌舞伎が我が国で、初めて、踊られた
という場所なので、とりあえず、説明を入れる。
ヽ(゚◇゚ )ノ
縄手通りを上がり、白川へ・・・
え? 工事中です。
よって、新橋通りを右折。
この通りは、保存地区です。
道の両側に紅柄格子の
お茶屋が立ち並びます。
歩けば、タイムスリップ
したような気分になります。
巽橋で、写真。
そのあと、お客様は、界隈をお散歩。
私は、車に残ります。
違法駐車をしているので、
おまわりさんがこわいのです。
いや、正確にいうと、
駐車違反監視員のおじさんが怖い。
このあと、花見小路を廻って、御所に戻りました。
ヾ(@°▽°@)ノ
【御所】
京都御所は、午前10時から、境内ツアーが始まります。
午前9時45分、戻って来ました。
御所入り口には、宮内庁の職員と
警察官と、警戒体制になっています。
許可証を持っていても、怖そうです。
ルシアさん、この緊張する瞬間に、
カメラを持って、あちこち、写真撮影でございます。
まあ、一生に一度の日本なら、こういうものでしょうか。
ヾ(@^▽^@)ノ
係員 : おふたりですね?
ゴタ : いいえ、3人です。
むこうで、
写真取っている人も、一緒です。
ルシアさん : Maricio, Yamada san,
go ahead. I'll come soon.
先に行っててちょうだい。
ゴタ : We have to get together to enter,
they are checking.
一緒に行かないと、ダメですのでね。
ヾ(@°▽°@)ノ
御所に入ります。まだ、10分前ですので、
そのまま、待合室に案内されました。
ここには、売店があって、
皇室ゆかりの様々なグッズが売られています。
眺めているうちに、係の通訳ガイドさんが、やってきて、
マイクで、ご挨拶。流暢な英語です。
わずか、5,6分のスピーチのうちに、
794年以来、1200年に渡る歴史を解説。
1200年が5分に収まる缶詰ガイド。
お見事なり。
このあと、紫宸殿、清涼殿、御常御殿、
と順次、めぐりました。
【左近の桜、右近の橘】
右近の橘、左近の桜は、毎度おなじみの飾り木ですが、
外国の方には、とても、謎めいて、感じるらしく、
いつも、その由来について、聞かれます。
これは、左近衛兵が、桜の木の方に陣取り、
右近衛兵が、橘の木の方に立ったことに由来します。
尚、左、と言う場合、向かって左なのではなく、
天子さまから見た左ということです。
ヾ(@°▽°@)ノ
【二条城】
天皇と将軍がどう違うのか、
毎回、説明には、難儀するわけですが、
天皇は、精神的なリーダー、
将軍は、物理的リーダーであると、
御所の通訳ガイドさんは
説明なさっておいででした。
ここ、二条城、勅使の間では、
勅使のほうが、位は上になるようです。
天皇代理ですので、正一位の上です。
ちなみに、徳川家康は、
死後にこそ、正一位に序せられましたが、
存命中は、正二位、従一位まで。
歴代将軍のほとんどが正二位です。
【京都駅】
ご夫妻はきょうは、東京へお発ちでございます。
このあと、八条口へ、お送りいたしました。
タクシー降車場に着けたものだから、
来るタクシー全員に睨まれます。
でも、お客様に不安を与えないよう、
知らんふり。ゴタよ、おぬしも、ワルよのう。
握手でお別れ。
ぐっと、握られると、
評価はよかったことになる・・・・
と、いつも信じております。
このあと、お宿の女将に電話連絡して、
ツアーの終了を報告。
業務完了。
おしまい
ゴタぴょん