クロッカスの咲くころ
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/03/16 09:11:50
今年もクロッカスの葉が出た
余りに小さくて花は咲かないけど
それも春を告げる小さな天気予報
踊ろうよ 踊ろうよと
風になびいている
もう少し愛があったら
あなたはとどまっていただろうか
でも愛ははかるのもじゃない
心と心の触れ合いが
大きくなったり小さくなったり
あなたのさよならを聞いたとき
二人で嘘をついていた
そんな嘘を信じなかったけれど
嘘で固めて別れなければ
お互いにどんなに悲しかったろう
あなたを包み込んだ駅のホーム
行ってみたけどあなたはいない
何度こうして来ただろうか
別々の道を選んだ二人
もうここにも私は来ない
暖かだったつないだ手も
ぬくもりを感じるその背中も
私だけのものと思っていた
段々その手が冷たくなっていくことを
感じて少し悲しくなった
さようならを言う時は
暖かな風にのせたい
もしも小さなクロッカスが咲いたら
本当に打ち明けたかった言葉も
粉々にして風にのせよう
退院できるんですね。お疲れ様でした。ラベンダー夫人もよく頑張りましたね。
これからも家での看病があると思いますが、病院が通りよりも少しは楽になりましたね。
これからもなにかとあると思いますが、ゆっくりと時間をかけて、養生されるといいですね。
本当に退院おめでとうございました。
ラベンダー夫人もゆったり過ごせたらいいですね。
クロッカスは春一番に咲きますね。
お見舞いのコメントありがとうございます。
主人の退院の日が決まりました。
今週の金曜日24日退院です。
その日は近場の温泉に宿泊して、
あくる日ゆっくり帰宅しようと思ってます。