建造費559.6億円、潜水艦せきりゅう引き渡し
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- 2017/03/19 18:44:39
防衛省発注の潜水艦「せきりゅう」の引き渡し式が13日、川崎重工業神戸工場(神戸市中央区)であり、関係者約200人が参加した。運動性能が高い最新鋭の「そうりゅう」型の8隻目。海上自衛隊第5潜水隊(広島県呉市)に配備される。
全長84メートル、高さ10・3メートルで65人が乗り組む。敵の魚雷を妨害して潜水艦の防衛能力を高めるシステムを新たに搭載した。建造費は559億6千万円。
「せきりゅう」は13年3月に起工、15年11月に進水し、内装工事などを続けていた。海自の潜水艦は17隻、練習艦が2隻となった。
式では金花芳則社長が、若宮健嗣防衛副大臣に引き渡し書を手渡した。同社が手掛けた潜水艦は戦後27隻目。さらに2隻を建造している。(高見雄樹)
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201703/0009995445.shtml
SS-508せきりゅうはそうりゅう型潜水艦の8番艦で、全長84メートル、全幅9メートル、満載排水量4200トンで、リチウム電池を搭載予定でしたが、瞬発力が落ちると判断され、11番館までの搭載が見送られました。 搭載しているターゲットデータベースサーバー等の配線は、全て2重の光ファイバーでつながれており、ターゲットディスプレイに瞬時に情報が映し出されるようになっています。